Billboard Monthly Top40紹介
2012 6
月号


# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位
1 6/2

"Titanium"
 David Guetta feat. Sia (What A Music/Astralwerks)
7
2 6/9

"Home"
 Phillip Phillips (19)
7↑
3 6/9

"Wide Awake"
 Katy Perry (Capitol)
2
4 6/9

"Everybody Talks"
 Neon Trees (Mercury)
6
5 6/16

"Die In Your Arms"
 Justin Bieber (SchoolBoy/Raymond Braun/Island)
17
6 6/16

"Give Your Heart A Break"
 Demi Lovato (Hollywood)
16
7 6/16

"Cashin' Out"
 Ca$h Out (Bases Loaded)
36
8 6/16

"Even If Breaks Your Heart"
 Eli Young Band (Republic Nashville)
29
9 6/23

"All Around The World"
 Justin Bieber feat. Ludacris (SchoolBoy/Raymond Braun/Island)
22
10 6/23

"Come Over"
 Kenny Chesney (Blue Chair)
23
11 6/23

"The Fighter"
 Gym Class Heroes feat. Ryan Tedder (Decaydance/Fueld By Ramen)
25
12 6/23

"My Homies Still"
 Lil Wayne feat. Big Sean (Young Money/Cash Money)
38
13 6/30

"As Long As You Love Me"
 Justin Bieber feat. Big Sean (SchoolBoy/Raymond Braun/Island)
6
14 6/30

"5-1-5-0"
 Dierks Bentley (Capitol Nashville)
33




 6月2日エントリー分。
 
 今週は30位に入ってきたデヴィッド・ゲッタの「Titanium」1曲のみ。アルバム『Nothing But The Beat』からのカットで、UKでは去年12月時点で既にカットされてNo.1になっていましたが、USでは「Turn Me On」の次のラジオシングルとしてようやくオフィシャルカットされました。この前のフロー・ライダー「Wild Ones」に続きエレクトロ系ゲストvo.としてのポテンシャルが高まりつつある豪州のベテランシンガー シア(Sia)さんを迎えています。ハウス的なえげつなさの少ない、どちらかというとトランスに片足突っ込んだような音像の綺麗な曲です。


 6月9日エントリー分。
 
 今週は3曲。10位に初登場で入ってきたのはアメアイ11期優勝者の男性ロックボーカリスト フィリップ・フィリップス。優勝記念のデビュー曲となったこの「Home」ではフォークソングっぽいことをやっていますが、この辺の音を得意とする人なんでしょうか。それともマムフォード&サンズやオヴ・モンスターズ・アンド・メンなどの最近のフォーク人気に便乗しただけなのか。初動27.8万ダウンロードは過去の優勝記念シングルでは最高の数字らしいです。セールスでガツンといった後急降下していましたが、9月頃よりトリプルA系、トップ40系ラジオ局向けにプッシュされて順調にヒットチャートを再上昇中です。35位はケイティ・ペリー。新曲を追加して発売した『Teenage Dream』のコンプリート盤からの「Part Of Me」に続く新曲。PVはいきなり「California Gurls」のPV撮影終了のシーンから楽屋に戻ってカツラを取るシーンからスタートします。ライヴシーンやバックステージ、私生活を赤裸々に描いた彼女のドキュメンタリー映画『Katy Perry: Part Of Me』の内容とも連動しているようなので、映画を観るとよりこの曲の理解が深まるのかもしれません。40位に入って来たのはネオン・ツリーズ。09年に「Animal」(09/#13)をヒットさせた、vo.の馬のタテガミみたいな髪型が特徴的なバンドでしたね。このたび2曲目の40ヒットが出ました。邪念を感じさせないカラっと揚がった屈託のないロックです。サビのちょっと食い下がり気味の、語尾を伸ばしに伸ばして最後若干上がるみたいな歌い方が面白いです。かつてのトレインのように今後も1アルバム1曲だけでいいので世の中にいい曲を残してほしい、そんなバンドです。
 
 
 
 6月16日エントリー分。
 
 今週は4曲。17位はビーバー。6月15日に発売された新作『Believe』からの販促シングル。何度も言っていますが販促シングルとは、ラジオ局向けに正式にプロモーションが行われていなくてただ単にアルバムの発売に先駆けてiTMSなどで販売されたようなシングルをさします。捨て曲かと思わせておいて1年くらいして正式シングル化するケースもあるので要注意です。この曲はヒップホップビートに乗せてゴスペルっぽいコーラスや幸せそうなストリングスが乗っかるちょっとウェディング臭漂う異色曲。34位はデミ・ロバート。同業のマイリーの失速はさておきこの人とセレナ・ゴメスはまだ堅調ですね。11年にリリースした3rd『Unbroken』からの「Skyscraper」(11/#10)に続くトップ40ヒット。「Viva La Vida」調のストリングスが雰囲気を持たせるポジティヴな音のアップ。楽曲のプロデューサーは、バングルズ「Eternal Flame」、ハート「Alone」などを手掛けた往年の名プロデューサー ビリー・スタインバーグ。37位は南部系の新人ラッパー キャッシュアウト。90年生まれ22歳。えーっと、いかんともしがたい系です(笑)。40位はカントリーのイーライ・ヤング・バンド。マイク・イーライとジェイムス・ヤングを中心に結成されたのでこの名前です、たぶん。しつこいですが、「エリ・ヤング・バンド」ではないのでご注意を(笑)。「Crazy Girl」(11/#30)に続く2曲目の40ヒットで、前曲に続きこちらもカントリーチャートでNo.1となりました。ヘッドフォンで聴くとわかりますが、冒頭は右チャネル左チャネル使い分けてていて左側からだけアコギが聴こえてきます。いい意味でクサいメロ。


 6月23日エントリー分。
 
 今週は4曲。22位初登場はビーバー。2週連続ですが、こちらも販促シングル。リュダクリスをフィーチャーしてますが、前作の「Baby」っぽい感じではなくハウスっぽい感じです。ビーバーのシングルでここまでエレクトロに傾倒した曲は初めてかもですね。32位は夏男改め秋男 ケニー・チェズニー。最新作『Welcome To The Fishbowl』からの2ndカットで、今回も秋テイスト全開です。ティムマクと共演した「Feel Like A Rock Star」がカントリーチャートでもコケ気味でしたが(まさかの11位)、今回は1位奪取で起死回生のヒットとなっています。PVの船上のシーンではなんと帽子を取っていて余すことなく頭頂部を曝け出していて驚かされるのですが、これもピットブル効果かと一部で話題になっています(笑)。

 今年のサマソニにも出演したジム・クラス・ヒーローズが36位。新作からはこの曲で3曲目の40ヒットとなりました。ワンリパブリックのライアン・テダーをプロデューサ−&ゲストボーカルに迎えたブルーノ・マーズ調の神々しいミディアムです。この曲含めアルバムからのヒットはすべてサマソニでやってくれたのですが、サビは下手にゲストボーカルに歌わせたりとかいうこともなく、テープでボーカルが流れてて本人(トラヴィ)は煽りだけやってました。38位はリル・ウェイン。12月11日に発売が予定されている『I Am Not A Human Being 2』からの超先行カット。どんどん先鋭的な音になっていくので、正直ついていくのが大変ですが、こういうのは後5年くらいしないと理解されないのでしょう。しかし、この『I Am Not A Human Being』シリーズは人気の『Carter』シリーズと同じく続けていくのでしょうかね。ちゃんと楽曲スタイルを使い分けているとか?


 6月30日エントリー分。
 
 今週は2曲。21位初登場はビーバー。これで3週連続。ただし、この「As Long As You Love Me」は販促シングルというわけではなく、「Boyfriend」に続くアルバムからの正式な2ndシングルとなります。アイドルポップスにしては重ためのアレンジなんですが、歌詞のほうもちょっと重ためで。ただ、we could be homeless,ってとこは正直どうなんでしょう。40位はカントリー男vo.ダークス・ベントレー。なかなか男前なアレンジ。妥協を許さない、昔でいうクドカンな部類の音です。タイトルになっている「5150」とは、カリフォルニア州の法律で定められている制度で精神障害などで自分自身や他人に危害を加える恐れがある場合、本人の意志とは無関係に医療目的で拘束できる5150措置のことを指すそうです。まあつまりこの歌詞の中では「それくらいお前にめろめろで狂いそうだぜ」って比喩で使われているのでしょう。ちなみに過去にこの5150措置で、2008年にブリトニーが緊急拘束&強制入院させられています。


 
 


 


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文責: はまべ
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