Billboard Monthly Top40紹介
2011 1
月号


# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位
1 1/1

"6 Foot 7 Foot"
 Lil Wayne feat. Cory Gunz (Cash Money)
9
2 1/1

"Hold My Hand"
 
Michael Jackson duet with Akon (MJJ)
39
3 1/8

"I Just Had Sex"
 The Lonely Island feat. Akon (Universal Republic)
30
4 1/8

"Pretty Girl Rock"
 Keri Hilson (Mosley / Zone 4)
24
5 1/8

"Rocketeer"
 Far*East*Movement feat. Ryan Tedder (Cherrytree)
7
6 1/22

"Higher"
 Taio Cruz feat. Travie McCoy (Mercury)
24
7 1/22

"Who Dat Girl"
 Flo Rida feat. Akon (Poe Boy)
29
8 1/29

"Hold It Aginst Me"
 Britney Spears (Jive)
1
9 1/29

"What The Hell"
 Avril Lavigne (RCA)
11
10 1/29

"H*A*M"
 Kanye West & Jay-Z (Roc-A-Fella/Roc Nation/Def Jam)
23
11 1/29

"F**kin' Perfect"
 P!nk (LaFace)
2
12 1/29

"More"
 Usher (LaFace)
15
13 1/29

"Down On Me"
 Jeremih feat. 50 Cent (Mick Schultz/Def Jam)
4




 1月1日エントリー分。

 今週は2曲。9位にずどーんと初登場してきたのはリル・ウェイン。大成功を収めた『Tha Carter III』に続く、続編『Tha Carter IV』からの超先行カットがこの曲「6 Foot 7 Foot」で、中途半端なロックアルバムや、この前の脱人間アルバムの失敗(と言ってよいでしょう)を吹き飛ばすような破壊的仕上がり(笑)。ウェインの「A Milli」で名前を上げたといっても過言でない鬼才バングラデシュと組んで作られた曲で、今回もほのぼのしたサンプルが呪文のように続くという見事な洗脳系。恐れ入ります。ちなみにサンプルされている曲は、ハリー・ベラフォンテという人の50年近く前のヒット「バナナボート」(57/#5)!あの野茂の曲ですね。しかも一番メジャーな部分じゃなくて、変なとこをチョイスしてます。ちなみにゲスト参加しているラッパー コリー・ガンズは、「Deja Vu (Uptown Baby)」(98/#9)がヒットしたあのロード・タリク&ピーター・ガンズのピーター・ガンズの息子。

もう1曲39位は、おそらく彼にとって最後の40ヒットになるであろう、マイケルの「Hold My Hand」。『Thriller 25周年盤』などマイケルの晩年に一緒に仕事をする機会が多かったエイコン、彼が08年のアルバム『Freedom』に収録するためにマイケルと共作していたのがこの曲。結局アルバム発売に先駆けてリークされたことで、お蔵入りとなっていましたが、今回マイケルの遺作『Michael』のリリースにあたってシングル曲として収録されることになりました。こうやって聴いてみると結構エイコンと、”ピースフル系のマイケル”の親和性は高い気がしますね。


 1月8日エントリー分。
 
 今週は3曲。30位は、ロンリー・アイランドなるグループの初40ヒット「I Just Had Sex」。もう突っ込みどころ満載なんですが、このグループは米人気番組『Saturday Night Live』の中のとあるコーナーから生まれたコメディユニットらしいです。よくわからんのですが、コメディ俳優2名+PV製作者からなる3人組。基本おふざけなんで、ジム・ジョンシンを茶化したようなオセンチ系エレクトロヒップホップトラック上で(ちなみにプロデュースはDJフランクEとドラマボーイ)、エイコンまで呼んでわざわざ3分間セックスの素晴らしさを語っててもまあ笑って許してやってください。しかしPVもひどいですねぇ、エイコン終始すんごい笑顔だし(笑)。これはブラッドハウンド・ギャングの「The Bad Touch」の再来ですか。31位はケリ・ヒルソン。今回はやけにかわいらしい曲ですね。タイトルが曲そのものを表しています。2ndアルバム『No Boys Allowed』からの1stカット。ビル・ウィザーズの「Just The Two Of Us」のベースラインを中盤とラスト部分でうすーく使ってて、曲調にメリハリを付けています。39位は「Like A G6」がNo.1を記録したオールアジアングループ、ファー・イースト・ムーヴメント。さっきのケリ・ヒルソンと共に4月のスプリング・グルーヴで来日します。彼らの飛躍によるところも大きいんでしょうが、早速BMRではアジアンヒップ特集を組んでいました。今回のシングルは、手堅くブルーノ・マース率いるスミージントンズ制作曲をカットしてきました。楽曲制作には一切かかわることなく、単にゲストボーカルとしてライアン・テダーが参加しているのは面白いかも。しかしこれまたロマンチックな内容の歌詞ですいねぇ、さすがブルーノ。この前のショーケースライヴではこの曲をオーラスで歌っていました。


 1月15日エントリー分。
 
 ニューエントリーはなしです。
 
 1月22日エントリー分。
 
 今週は2曲。36位はUKのニーヨこと、タイオ・クルーズ。「Dynamite」ではドラマチックな一面を見せましたが、やはりこの人はこうでなくっちゃ(笑)。無料案内所系のチャラい感じのタイオ様が戻ってきました。リアーナ「Only Girl」、ケイペリ「Firework」など、USでのダンスポップヒット連発しまくりのサンディ−・ヴィーさんによるプロデュース。

ピコピコサウンドもう1曲は、フローライダ−で、39位。フィーチャリングシンガーは、今月狂い咲きで3度目の登場となるエイコン兄さん。EP『Only One Flo. vol1』からの「Club Can't Handle Me」に続くシングルとなります。プロデュースは、Dr.ルークとベニー・ブランコ。しかしこれはもはやゲームミュージックですね(笑)。このテのゲーム音楽はケシャさんの専売特許かと思いましたが、フロー・ライダーも1回やっときたかったんでしょうか。ところで作曲クレジットに何気にブルーノ・マースの名前が見えますが、いったいどの部分で絡んでるんでしょうか。


 1月29日エントリー分。
 
 今週は大量6曲。初動41.1万ダウンロードをたたき出して余裕で初登場1位になったのはブリトニー。この人のアルバムからの新曲は毎回すごい期待されているのか、かなりバカ売れしますね。Dr.ルーク&マックス・マ−ティンという2トップに、ビルボードさんというカナダ出身の駆け出しのプロデューサー(だけどケシャとかロビンの新作に関わっているあたり今後が気になる)による制作。リアーナが「Only Girl」で突き詰めるところまで突き詰めたような、限りなくポップ要素を無視して、4つ打ちハウスに拘った感じの曲調。今のエレクトロシーンで1つの潮流になっているダブ・ステップ(”どーん、ごみょごみょごみょ、ずがーん、ごみょごみょごみょ・・・”みたいなリズム無視の腹に来るような超低音ベース主体のダンス音楽、っていう理解であってる?この曲の中では2分17秒〜2分45秒部分)を曲の一部分に取り込んだ40ヒットっておそらく初では?昨今のポップス総エレクトロ化にこの人がトドメを刺した印象ですね。

 一方あっけらかんとした新曲をカットしてきたのはお久しぶりのアブリル。初登場13位。リズムが4つ打ちでないだけでほっとする人もいるのでは?(笑)ドラムは、「Girlfriend」と同じチアリーディング調ですね。曲調から今度もDr.ルークかと思いきや、この人もマックス・マーティン(+シェルバック)頼みですね。今や株価的には、Dr.ルーク<マックス・マーティンな状況ですね。アルバム『Goodbye Lullabye』は3/2発売予定。23位はカニエとジェイZによるコラボシングル「H*A*M」。なんでも夏以降この二人でコラボアルバムを出すらしく、そこからの超先行カット。しかし、また何とも評しがたい難解な曲を出してきましたね(苦笑)。アルバムは一体どうなるんでしょうか。オペラ?プログレ?クラシック?もう何が来ても驚いちゃいけませんね。30位は、10年たっても一線級、目下絶好調の女番長ピンク姐さん。ベスト盤から、もう1個の新曲「Fuckin Perfect」が入ってきました。もちろんマックス・マーティン プロデュース。今でこそマックス・マーティンと言えば再ブレークした感満載で引っ張りだこですが、ピンクは「Who Knew」の頃から、「U+Ur Hand」「So What」「Please Don't Leave Me」「Raise Your Glass」、とマックスと一緒に仕事をしてきたんですね。マックスもピンクに足を向けては寝れないでしょう。33位はアッシャーの新曲。この曲EP『Versus』にもオリジナルの『Raymond v. Raymond』にも入っていないので純粋な新曲かと思てったんですが、どうもデラックスエディションの『Raymond/Versus』合体盤のUKボートラ、もしくはiTunesでアルバム買った際のボートラで付いていた曲みたいです。何故か今さらレッドワンを担ぎ出していますが、この人選はどうなんでしょうかねぇ。ガガも新作ではレッドワンを重要視していないみたいですし。せっかくアッシャーは運気上昇中だったのに、一緒に過去の人化しないといいんですが。ラスト38位は、男性R&Bシンガー ジェレミー。09年の「Birthday Sex」一発で終わるかと思いきや、まさかのトップ40帰還ですね。お帰りなさい。今回も相当変な曲で、サビまではだらだらラップ調で唄ったあと(ちなみに1stは本人、2nd verseは50さんがラップ)、何故かサビではオートチューンがかってメロがいきなり中近東化するという不思議な仕上がりです。プロデュースは、南部ヒップホップモノにめっぽう幅を利かせるドラマボーイ。そういえば今大ヒット中のワカ・ロカ・フレームの「No Hands」もドラマボーイ作ですね。


 
 



 
 


 


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文責: はまべ
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