Billboard Monthly Top40紹介
2010 4
月号


# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位
1 4/3

"U Smile"
 Justin Bieber (School Boy/Raymond Braun/Island)
27
2 4/3

"Young Forever"
 Jay-Z + Mr.Hudson (Roc Nation)
10
3 4/3

"Highway 20 Ride"
 Zac Brown Band (Home Grown/Atlantic)
40
4 4/10

"When I Look At You"
 Miley Cyrus (Hollywood)
16
5 4/10

"Eenie Meenie"
 Sean Kingston & Justin Bieber (Beluga Heights)
15
6 4/17

"OMG"
 Usher feat. will.i.am. (LaFace)
1
7 4/17

"Hello Good Morning"
 Diddy - Dirty Money feat. T.I. (Bad Boy)
27
8 4/24

"You And Your Heart"
 Jack Johnson (Brushfire)
20
9 4/24

"Winner"
 Jamie Foxx feat. Justin Timberlake & T.I. (J)
28
10 4/24

"I'm Awesome"
 Spose (Universal Republic)
37
11 4/24

"Solo"
 Iyaz (Time Is Money/Beluga Heights)
32




 4月3日エントリー分。

 今週は3曲。
27位は、目下一番あわただしく仕事をしているジャスティン・ビーバー。アルバム『My World 2.0』からの「Never Let You Go」に続く販促カットで、今度はオールディーズ調のミディアム。まあこんな感じのも出来ますよ、ってところでしょうか。ワイクリフの従兄でフージーズの『Score』の頃からワイクリフと共に制作活動を行っている敏腕右腕ジェリー・"ワンダー"・ダプレシスによるプロデュース。33位は今年のサマソニのヘッドライナーも決まった絶好調男ジェイZ。齢も40を超え、活動歴およそ15年にして、人生最大のポップブレイク中です。この曲はアルバム『Blueprint3』から実に5曲目となる40ヒットで、アルバムのラストを飾る幻想的で荘厳なナンバー。80年代のドイツのシンセポップバンド アルファビルの「Forever Young」がトラックも歌部分もベースになっています。40位は、こちらも息の長いヒットになっているザック・ブラウン・バンド。『The Foundation』から4曲目の40ヒット。


 4月10日エントリー分。
 
 
今週は2曲。25位は、58位から勢いよくジャンプアップしてエントリーしてきたマイリー・サイラス。3/24にアメリカン・アイドルのステージでパフォーマンスしたことで、一気にデジタルセールスで火がつき急上昇しましたが、昨夏リリースのEP『Time Of Our Lives』に収録されていた既存曲です。ジョン・シャンクス制作によるちょっとパワーバラードタイプな曲で、彼女が主演を務める映画『The Last Song』にも挿入歌として使用されています。30位は、16歳のジャスティン・ビーバーと、20歳のショーン・キングストンによる男vo.アイドル豪華共演。初動で28.3万枚売り上げてNo.1アルバムとなったビーバー側の最新作『My World 2.0』に収録されていますが、キングストンの今年出る新作からの1stシングルも兼ねているらしいです。なんとも複雑な・・。3Oh!3やケシャ、ケイティ・ペリーなど最近の一連のダンスポップヒットの裏の仕掛け人 ベニー・ブランコがプロデュース。ベニーは今まではDr.ルークとの共作が多かったですが、彼もようやく一人立ちですかね。


 4月17日エントリー分。
 
 今週は2曲。
14位は復活の狼煙を上げたアッシャー。あれだけ『Confessions』で売れて、00's男vo.R&Bシーンを完璧に引っ張っていくと思われたアッシャーですが、その後まさかの失速になんでやねんと突っ込みをいれた人は多いでしょう。そんな彼ですが、この曲を含むアルバム『Raymond v. Raymond』が、先行販促カットやリードカットがこけた割にはまさかの初動32.9万枚でアルバム初登場1位。アルバムには実は佳曲が多いとの声もあり、地味ながら再浮上するかもしれません。この曲はアルバムからは「Hey Daddy」「Lil Freak」に続く公式3rdカットとなります。最近他者への提供曲では全く外さないウィルアイアム制作。米英豪新などワールドワイドでチャート1位を記録しました。

34位はディディ率いる新人グループ ダーティ・マネーのデビューヒット。あまり全貌が明らかになっていませんが、解散したダニティ・ケインのドーンと、ソングライターのカリーナ嬢、そしてディディが参加しているそうです。3人組??6月末に発売が予定されているディディのアルバム『Last Train To Paris』からの先行カット。デンジャ制作で硬派なエレクトロR&Bといった趣きですが、もうちょっと遊びがほしいかな。


 4月24日エントリー分。
 
 今週は4曲。

まず20位はジャック・ジョンソン。5/31リリース予定の5枚目となる最新作『To The Sea』からのリードカット。結構ヒットしているようで、シングルチャート的には06年のお猿のジョージの「Upside Down」しか40ヒットがなかったりするんですが、00sのSSW/TripleA史を語るにあたっては外せないアーティストの一人です。基本サーフロックな人だったんですが、最近ではそんなことはどうでもよいのか結構この曲でもはじけてますね。ハワイアンシンガー ブルーノ・マースが結構音楽シーンを盛り上げている最中ですので、同郷のジャックにももうひと頑張りしてもらいたいところです。28位はR&B男vo. ジェイミー・フォックス。先日の「We Are The World For Haiti」では期待を裏切らずレイチャールズの物まね風で歌ってくれた彼ですが、今回はプロデューサーであり(クレジットにあるY'sはジャスティンを中心としたプロデュースチーム)、ゲスト参加もしているジャスティンマナーにえらく染まっているというか。

37位は、最近徐々にその勢力を拡大しつつあるホワイトカラー ラップシーンから、アメリカの右上端、白人比率がアメリカ国内で最も高い州メイン州出身の白人ラッパー、スポウズ(25歳)。数年前ではヒットというか、そもそもラジオでかかることすら絶対許されなかっただろう激ポップな白人テイストのポップラップです。JRロッテム率いるベルガハイツ軍団が妙に白がかった無駄にポップな曲(最早R&B/ヒップポップの枠で括れるか疑問)を量産しだしたあたりから、メインストリームヒップホップの白化が急激に進行しているようです。あまり売れませんでしたがマサチューセッツ州出身の白人ラッパー サム・アダムスや、例のペンシルベニア州出身のアッシャー・ロスなど意外と今後この辺の東海岸白人ヒップホップシーンが広がりを見せたら面白いとか思ったり。面白くないか。

ラスト39位は、その”白化”が激しいベルガハイツ陣営から、レーベル所属アーティストであるアイヤズの2ndヒット「Solo」。”着メロR&B”と揶揄された「Replay」がヒットした男vo.ポップR&Bシンガーです。今回の曲もジャネットの「Again」を大胆にサビメロで引用しまくって、見事なまでのホワイトカラーR&Bに仕上がっています。タイトルにとりあえず「サクラ」って付けとけばなんとかなるかみたいな、春らしくて卒業シーズンにどストライクなJ-POP風の曲調。
 
 
 


 


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文責: はまべ
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