Billboard Monthly Top40紹介
2010 2
月号



# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位
1 2/6

"Today Was A Fairytale"
 Taylor Swift (Big Machine)
2
2 2/6

"Baby"
 Justin Bieber feat. Ludacris (School Boy/Raymond Braun/Island)
5
3 2/6

"Stranded (Haiti Mon Amour)"
 Jay-Z, Bono, The Edge & Rihanna (MTV Networks)
16
4 2/6

"Whataya Want From Me"
 Adam Lambert (19/RCA)
10
5 2/13

"Hallelujah"
 Justin Timberlake & Matt Morris feat. Charlie Sexton (MTV Networks)
13
6 2/13

"The Truth"
 Jason Aldean (Broken Bow)
40
7 2/20

"Glitter In The Air"
 Pink (LaFace)
18
8 2/20

"Say Something"
 Timbaland feat. Drake (Mosley/Blackground)
23
9 2/20

"Breakeven"
 The Script (Phonogenic)
12
10 2/27

"We Are The World 25: For Haiti"
 Artists For Haiti (We Are The World Foundation)
2
11 2/27

"Why Don't We Just Dance"
 Josh Turner (MCA Nashville)
35
12 2/27

"Nothin' On You"
 B.o.B. feat. Bruno Mars (Rebel Rock/Grand Hustle)
1




 2月6日エントリー分。

 今週は4曲。2位にいきなり初登場で入ってきたのはテイラー・スイフト。彼女本人も出演している映画『Valentine's Day』サントラからのシングルで、なんと初週だけで32.5万ダウンロードも売っちゃいました(汗)。まあいつものテイラー印な曲ですが、甘く訴えかけてくる感じが彼女の持ち味なんでしょうね。5位初登場は毎度おなじみビーバー。今やジャスティンといえばティンバーレイクじゃなくビーバー。この曲が1stフルアルバム『My World 2.0』からの正式な第1弾シングルとなります。最近では来るもの拒まずで大物から小物、ヒップホップからR&B〜普通のポップ畑までなんでもやります状態なプロデュースチーム、トリッキー・スチュワート&ザ・ドリームコンビによる制作。ここは卒なく春らしい前向きな無邪念メインストリームポップスを提供しています。

 13.1万ダウンロードを売上げて16位に初登場してきたのは、MTVネットワークスが音頭を取って作成した、ハイチ地震復興チャリティアルバム『Hope For Haiti Now』からのカットとなる「Stranded (Haiti Mon Amour)」。U2から非「Mission Impossible」組のアダム&ラリーと、「Umbrella」組のジェイZ&リアーナというかなり異色な取り合わせ。一応書き下ろし曲です。しかし想像つきませんでしたが、この曲調にしてプロデュースはスゥィズ・ビーツなんですね(「Get On Your Boots」を手がけたダブリン出身の若手プロデューサー デクラン・ガフニーとの共同プロデュース)。37位は業界がいまもっとも期待するアメアイ8期準優勝者アダム・ランバート。ゲイコミュニティとメディア全体、そして強固なファン層を味方につけて、バックアップ体制はセコムのセキュリティ並に盤石です。この曲もマックス・マーティン+シェルバック+ピンクの共同制作(通称「So What」トリオ)と超強力ですが、デビューアルバムにはその他にも、レディ・ガガやリヴァース・クオモ(ウィーザー)らが楽曲を提供し、リンダ・ペリー、Dr.ル−ク、ライアン・テダー、グレッグ・ウェルズなどがプロダクションに参加しています。アルバムインナーでは化粧しまくり。リアーナのアルバムとジャケを横に並べてみると面白いです。


 2月13日エントリー分。
 
 
今週は2曲。まず13位は、ジャスティン・ティンバーレイクその他もろもろの「Hallelujah」。ハイチ地震復興チャリティアルバム『Hope For Haiti Now』からのカット。2/6分でエントリーした「Stranded (Haiti Mon Amour)」に次いでエントリーしてきました。ジャスティンがピアノ弾き語り、それにシンガーソングライターのマット・モリスがデュエットでかぶせる静かながら聴かせる曲です。オリジナルはレオナルド・コーエンで、今までにたくさんのカバーバージョンが作られています。40位はカントリー男vo.ジェイソン・アルディーン。こちらも渋めの楽曲。「She's 神取」(08/29)、「大きな緑のトラクター」(09/18)で一世を風靡した彼です。



 2月20日エントリー分。
 
 今週は3曲。珍しく全編ピアノ弾き語りというピンクの「Glitter In The Air」が18位初登場。アルバム『Funhouse』からは「Please Don't Leave Me」以来4曲目の40ヒット。第52回グラミー授賞式でこの曲をパフォーマンスしたことで、一気にダウンロードが人気化し、1週間で11.4万ダウンロードを記録しました(ダウンロード8位)。一応グラミーパフォーマンスバージョンもiTunesで売られています。36位はティンバランド。今回の相方はカナディアンラッパー ドレイク。けだるいトラックに、いつものドレイクの低音コーラスが乗っかります(ラップもしていますが)。この人、歌だけでも十分勝負できますよね、個性的ですし。ラスト40位はまさかのブレイク、アイルランドの3人組オルタナロックバンド ザ・スクリプト。ヒップホップを消化した昨今の音を出すバンドといった印象です。ただ、08年に出たデビュー盤『The Script』を聴くと、もろにヒップホップロックみたいなのは「We Cry」ぐらいで、実はトリプルAチャートでばりばり活躍してくれそうなアダルトロック寄りバンドじゃないかという気がします。


 2月27日エントリー分。
 
 今週は3曲。まずほぼダウンロードの力だけで2位に初登場してきたのは、おなじみ「We Are The World」のリメイク「We Are The World For Haiti」。発売日の関係からわずか集計期間2日間だけですが、26.7万ダウンロードをさばいてセールス1位は驚異的です。元々同曲の誕生25周年記念で企画が進行していたようですが、今年1月に起きたハイチ震災で、企画が若干軌道修正されたようです。85年版と比べるとやはり偏った人選に見えてしまうことや、当然参加するものと思われた現役世代の売れ線大物達が次々グラミー授賞式後のレコーディング参加を断ったことなどもあり、クインシーの求心力の低下等が懸念されていますが、リメイク版はリメイク版で眼も見張るべきものはあるかと。震災被害にあった母国ハイチ出身のワイクリフがある意味裏の総指揮者を務めています。

 35位はカントリー男vo. ジョッシュ・ターナーで「おどらないか」。今後が期待される若手の一人です。カントリーチャートでもこの曲が3年ぶりに1位になり、05年の「Your Man」以来2曲目の40ヒットとなりました。サビメロが変化球っぽい感じでちょっと癖ありますね。38位は、新世代型ヒップホップアーティスト(と勝手に銘打ってみる)のB.o.B.。カニエのようなファッショナブルさも、アウトキャストのような雑食性も兼ね備えていますが、ロックリスナーに媚売るとか逆にヒップホップ畑だけしか相手しないとかそういう雰囲気が皆無で、久々に一時代築きそうな新人が出てきた感じがします。しかも自分でプロデューすしちゃいます(アルバム中半分くらいセルフプロデュース曲)。ちなみにラッパーのほうがB.o.B.で、サビで歌ってるのは、この曲のプロデュースも担当しているスミージングトンズの片割れブルーノ・マース。ブルーノさん、なかなか透きとおったいい声しています。声だけ聞くとニーヨみたいですが、23歳のハワイアンシンガーです。 


 
 


 


トップページへ戻る


文責: はまべ
copyright(c) by meantime 2009 all rights reserved.