Billboard Monthly Top40紹介
2009 9
月号


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# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 9/5

"Whatcha Say"
 Jason DeRulo (Beluga Heights)
1
2 9/12

"Say Hey (I Love You)"
 Michael Franti & Spearhead feat. Cherine Anderson (Boo Boo Wax/Anti-)
18
3 9/12

"Be On You"
 Flo Rida feat. Ne-Yo (Poe Boy)
19
4 9/12

"One Time"
 Justin Bieber (Island)
20
5 9/12

"Never Say Never"
 The Fray (Epic)
32
6 9/12

"Toes"
 Zac Brown Band (Home Grown/Atlantic)
25
7 9/19

"American Ride"
 Toby Keith (Show Dog Nashville)
35
8 9/19

"Sweet Dreams"
 Beyonce (Music World)
10
9 9/19

"I Will Not Bow"
 Breaking Benjamin (Hollywood)
40
10 9/26

"Paparazzi"
 Lady Gaga (Streamline/KonLive/Cherrytree)
6
11 9/26

"Already Gone"
 Kelly Clarkson (19/RCA)
13
12 9/26

"Evacuate The Dancefloor"
 Cascada (Robbins)
25




 9月5日エントリー分。

 今週は1曲。またフロリダから妙なシンガーが出てきました。24位に入ってきたのは新人男性ポップボーカリスト ジェイソン・デイルーロ。サビでサンプルされてる強烈な女性ボーカルは個性派女vo.イモージェン・ヒープの2005年のシングル「Hide And Seek」。元曲は曲名だけは知ってたんですが、こんなアカペラ+AutoTuneの変な曲だったんですね。ちなみに使用部分は2分57秒〜3分27秒。昨今のAutoTune大流行にかまけてのネタチョイスかもしれませんが、プロデューサ JRロッテムにとっては久々にバットの芯に当たるクリーンヒットとなりました。ジェイソンのデビューアルバムは10月リリース予定。ちなみに俳優業もやってるみたいです。


 9月12日エントリー分。
 
 
今週は5曲。25位に入ってきたのは初のTop40デビューとなるマイケル・フランティ&スペアヘッド。一応これグループ名です。マイケル・フランティはフロントマン。音楽活動歴はかれこれ20年くらいのようなのでもう大ベテランです。この曲だけ聴く限りではレゲエ・オリエンテッドな感じですね。ただし彼はジャマイカンではなくアメリカン。いっぽうゲスト参加のシェリーン嬢はジャマイカン・レゲエ・シンガーです。それにしてもこんなのがチャート入りますか。数年前のマティスヤフ以上の衝撃です。ちなみにマイケルは”活動家”としての顔もあるらしく、ググるとその辺のネタも結構出てきます。27位はフロー・ライダー。アルバム『R.O.O.T.S.』からは「Right Round」「Sugar」に続いて3曲目の40入りとなりました。スタゲ&ニーヨをプロデュースに招いて、夢見心地&感傷的な感じで纏めています。こういう音を聴くと否が応でもネリーの顔が頭をかすめますな。いろんな意味でせつなくなる(笑)。

32位は若干15歳のカナディアン男の子ポップシンガー、ジャスティン・ビーバー。「若干15歳」って言ってもピンと来ない人に言っておくと、彼が生まれた週のHot100 1位がエイス・オブ・ベイス「The Sign」なんです。ほら、軽くショックでしょ(笑)。もう、最近90年代生まれがぽこぽこチャートに入ってきて軽く鬱です。この曲「One Time」は、T.I.「Whateve U Like」をモチーフにして作ったかのような、ジム・ジョンシンライクな曲(というか作風パクリに近くない?)。しかし”サウスマナーなアイドルポップ”ってちょっと発想が面白いかも。「えーい!」とかあの辺の無駄な掛け声ももちろん入ってたりします。デビュー盤『My World』は11月17日発売予定。38位はザ・フレイ。2ndアルバム『The Fray』からの「You Found Me」に続く、通算4曲目の40ソング。フレイと言えば00年代半ばに盛り上がりを見せた”ピアノソングズブーム”の一旦を担ったアーティスト。「内面と外景」「光と影」的な文学・芸術肌な楽曲がその魅力だと個人的には思っています。現役のバンドの中で音楽で心象風景を描かせたらピカイチかもしれません。こうやって聴くとワンリパとの共通点も多い気がしますね。勝手に同じにくくりにしちゃいけないかもしれませんが。ラスト40位はザック・ブラウン・バンド。最近のカントリー・アーティストの中では、ダリアスと並んでかなりのシングルヒット的安定感を見せています。これでアルバムからは3曲目の40ヒット。今回はちょっとムーディな感じで攻めています。
 9月19日エントリー分。
 
 今週は3曲。まず38位はトビキー。10月6日発売予定のアルバム『American Ride』からの先行カット。なんとなく豪快な1曲。このタイプのノリは邦楽でなんか聞いたことがあるのですが、なんという曲か思い出せません。激キャッチーなラストの「なーなーな、なななーな」のスキャットが耳に残ります。だらだらやらずに2分49秒で纏めたのもポイント。続いて39位はビヨ様。2枚組のアルバムから「If I Were A Boy」「Single Ladies (Put A Ring On It)」「Diva」「Halo」「Ego」に続く6曲目の40ヒット。まあよくもこんだけ切ってきました(笑)。今回の「Sweet Dreams」はクリスタルガイザーのCMでおなじみのアノ曲です。あのアルバムの中にあっては数少ない輪郭のはっきりしたダンスナンバー。

ラスト40位はちょっとサプライズ、モダンロックから殴りこんできたブレイキング・ベンジャミン。ボーカルのベンジャミン・バーンリーを中心とするペンシルベニア出身の4人組。何年か前にクロスフェードの「Cold」と同じくらいにモダロクで彼らの「So Cold」がヒットしてて、滅茶紛らわしかった記憶があります。ゴリゴリで無骨かつ無愛想で暗め、という典型的なアメリカン・コンサバ・ロックです。・・・いやコンサバというと、3ドアーズやクリード、ドウトリーあたりまで奇麗に昇華されたものなので、言うなればポスト・コンサバ・ロックですかね。個人的にはクロスフェードやシャインダウンあたりと纏めたくなります。全米での売れっぷりとは対象的に日本では不思議なくらい知名度がなく、周囲の食いつきが悪いのがこういったバンドの特徴です。それでも周りに媚びないぞ、という彼らの強い意志が曲名からみなぎっています(笑)。


 9月26日エントリー分。
 
 今週は3曲。まず18位は好調レディガガのアルバム『Fame』からの4曲目の40ヒット。とかったビートの曲ばかりヒットしていましたが、4thでやっとスムージーな耳触りのよい曲が出てきました。アルバムの中では、「Eh, Eh」と同じくキュート路線な曲。こうやって聴き返してみると『The Fame』って意外と今の時代の王道アイドルポップ路線で、結構バランスよい作りになってるなぁ、と思いますね。35位はケリー・クラークソン。最新作『All I Ever Wanted』からの3rdシングル。重厚なドラムロールに導かれて思いっきり聖夜な雰囲気のミディアムですが、一聴してわかるライアン・テダ節です。女性ボーカルに提供するミディアムではこのテが多いですが、意外と自分ら(ワン・リパブリック)向けにはこういうの書かないですね。ラスト39位は驚きのチャートカムバック、ドイツのダンスポップ歌姫 カスケイダ。05年の「いつでもタッチ」以来、4年ぶりの帰還。00's末期を象徴する分厚いシンセに守られたポップとダンスの中間的立ち位置の華やかなアッパー系です。UKでも1位になりました。なんか「名古屋嬢」って感じの音ですね。って言っても誰にも伝わらんか。。



 
 


 


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文責: はまべ
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