Billboard Monthly Top40紹介
2009 8
月号


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# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 8/1

"Here We Go Again"
 Demi Lovato (Hollywood)
15
2 8/1

"Hotel Room Service"
 Pitbull (Mr. 305/Polo Grounds/J)
8
3 8/1

"She Wolf"
 Shakira (Sony Music Latin/Epic)
11
4 8/8

"Down"
 Jay Sean feat. Lil Wayne (Cash Money)
1
5 8/8

"Break Up"
 Mario feat. Gucci Mane & Sean Garrett (3rd Street/J)
14
6 8/8

"Summer Nights"
 Rascal Flatts (Lyric Street)
37
7 8/8

"That's Not My Name"
 The Ting Tings (Columbia)
39
8 8/8

"Ego"
 Beyonce (Music World)
39
9 8/15

"Remember Me"
 T.I. feat. Mary J.Blige (Grand Hustle)
29
10 8/22

"Ice Cream Paint Job"
 Dorrough (NGenius)
27
11 8/22

"Throw It In The Bag"
 Fabolous feat. The-Dream (Desrt Storm/Def Jam)
14
12 8/22

"Pretty Wings"
 Maxwell (Columbia)
33
13 8/29

"Party In The U.S.A."
 Miley Cyrus (Hollywood)
2
14 8/29

"Run This Town"
 Jay-Z, Rihanna & Kanye West (Roc Nation)
2
15 8/29

"Send It On"
 Disney's Friends For Change (Walt Disney)
20
16 8/29

"Wanted"
 Jessie James (Mercury)
40




 8月1日エントリー分。

 今週は3曲。24位にガツンと入ってきたのは、『Camp Rock』でディズニーチャネルデビューを飾ったデミー・ロバート嬢。既に昨秋1stアルバムを出してます。この曲はアルバムチャート1位初登場を飾った2ndアルバム『Here We Go Again』からのタイトルカットで、彼女初のメインストリームヒットとなりました。元気印のアッパーポップはディズニーだけでなく、最近ケリクラやケティペリとかもやってます。なんともこのジャンルは差別化が難しいですね。でも目まぐるしく変化するサビとか、完成度は高いと思います。

31位は前作で時の人となったピットブル。リルジョンの元を離れ、ダンス系レーベルに移り、完全にクラブシーンの人になってしまった感があります。最近の彼の曲には一応すべてクラブヒットの元ネタがあるんですが、結局のところ多少なんちゃって感が残っているからこそ、こんなにメジャー受けするんでしょうか。この曲は94年のクラブアンセム ナイトクローラーズの「Push The Feeling On」(95/UK#3)の印象的なシンセフレーズを惜しげもなく全編で拝借したヒップホップハウスチューンです。最後34位はお久しぶりのシャキーラ・シャキーラ。「Hips Don't Lie」で行方をくらましたように思われがちですが、そのあと実は「Beautiful Liar」なんてのもありました。こういう過去を忘れてはいけません。そんな彼女の3年ぶりのチャートカムバック曲は、どことなくチャイニーズな香り漂う不思議ちゃんプログッレシブハウス風ポップ(もはや意味不明)。オオカミを真似た「あぉ〜ん!」とか流行りのAutoTuneを使って最早だれが歌っているのかわからない冒頭のコーラスなど突っ込みどころ満載。


 8月8日エントリー分。
 
 
今週は5曲。まず32位はUKの新人ポップ/R&Bシンガーソングライター、ジェイ・ショーン。UK出身で、元々UK中心に頑張っていたらしく、この度めでたくCash Moneyと契約して、全米上陸を果たしました。リルウェインをしっかりフィーチャーさせ、Cash Moneyもかなり売る気まんまん。ニーヨに対するUKからの回答、って感じですね。しかし最近ブラックミュージック界でもUKからの輸入シンガーが目立ってますね。35位はR&Bシンガー マリオ。「Let Me Love You」以降もしっかりと生き残っています。いつも大人しめな曲ばかりやってるイメージがありますが、今回はミッドテンポで変な曲。売れっ子ショーン・ギャレットが作・プロデュースを手がけていて、妙な浮遊感がくせになります。サウスヒップホップシーンでいま一番勢いのあるラッパー グッチ・メインがゲスト参加。37位はラスカル・フラッツ。カントリー界のアイドルトリオもだんだん風貌的にも年季が入ってきましたね。Wikipediaからは生年月日が消されてるのが憎らしいです(笑)。今回はタイトル通り季節感を出してみました的なナンバー。けど声質が夏に合ってるかは疑問(よくこの手の議論になります)。声質的にもキャラ的にもむしろ夏といえばケニチェズでしょう。

39位はやっと来ましたティンティンズ。24週目でトップ40入り。男+女のシンプル編成2人組。ホワイト・ストライプスの逆版?日本でも「Go DJ」がCMで使われてましたし、それ以前に昨年の年間投票でこの曲含め3曲がNon40部門でTop10入りしてたんで、もはやここ見てる人に説明は不要でしょう。シンプルイズベストを地で行く、非常にわかりやすい楽曲です。ラスト40位はビヨンセの「Ego」。元同僚ケリーの”ジレンマ”に対して、遅すぎるビヨンセからの回答”エゴ”(笑)。曲はほのぼのとしていて、むしろデスチャ時代の楽曲を思い出しちゃいます。ミシェルいまごろ何やってるのかな。
 8月15日エントリー分。
 
 今週は1曲。初動81000ダウンロードで29位に入ってきたのはTI。メアリーJブライジを添えて。新作からの超先行シングルになるのかと思いきや違うようです。『Paper Trail』ではやけにはっちゃけた面も見せましたが、こういった重めな雰囲気のやつがむしろTIっぽいです。ポロウ田どんのプロデュース。ちなみにメアリーはこの前の週にシングル「The One」をリリースするも63位初登場で無残にも2週目で圏外に散っていきました。


 8月22日エントリー分。
 
 今週は3曲。36位はダラス出身の新人ラッパー ドロー。最近はヒップホップのポップ化が激しいですが、久々にこういうの来ましたね。Mid-00's系。アンクとかヒットしていた頃のバキバキ南部テイスト。このジャンルだけはほんと何がトリガーとなってヒットしてるのかまったくわかりません。38位はファボラス。すっかり影が薄くなってしまいましたが、00sのメインストリームヒップホップ(?)を支えたラッパーの一人です。00sの音楽シーンを振り返る上で”産業ヒップホップ”というのは外せない題材であり、この人なくしても語れないでしょう。本曲はトリッキー・スチュワート&ザ・ドリームコンビによる楽曲。今回も楽曲に対するファボラスの透明度は抜群です。ラスト40位はおかえりなさいマクスウェル。2001年の「Lifetime」以来実に8年ぶり通算4曲目のTop40ソング。スタジオアルバムも8年ぶりなんですね。それにしても2作連続アルバム1位は流石です。これだけブランクが空いてしまうと歌手人生にとっては致命的かと思うんですが、むしろ逆なんですかね。みんな待っていた証拠でしょうか。ニュークラシックソウルの担い手のようなデビューの仕方だったので、もはや時代性など一切どこ吹く風な曲ですね。この辺好きな人はみんなシングルがどうとかじゃなく、アルバム単位で聴いてるんでしょう。


 8月29日エントリー分。
 
 今週は4曲。いきなり2位に初登場で入ってきたのはマイリー嬢。女性ソロでは2位が初登場最高記録だそうです。オープニング1週目でダウンロード数は226,000でぶっちぎり1位を記録。快進撃は続きますね。ハナモン名義ではハイネエナジー、マイリー名義でははっちゃけポップって感じでしたが、この曲はちょっと横ノリで従来の彼女の楽曲とは一線を画す感じです。いうなれば、00年代版「Girls Just Wanna Have Fun」って感じでしょうか。ごめんなさい、結構好きです(笑)。かわって3位はジェイZ。ダウンロード解禁で初週169,000ダウンロードを記録しました。「Death Of Auto-Tune」に続いて2作連続40入り。これは久々のことです。ジェイZ完全復活でしょうか。9月11日に発売予定の『Blueprint3』からの先行カットになります。あのブルブリの続編からのシングルとあって、青臭いサンプルが耳に残るトラックです。カニエと蟹江の師匠No.IDの共作。リアーナも結構いい存在感出してますね。

20位はディズニーチャネルのスター軍団。メンツはジョナス、マイリー、デミロバ、セレーナ・ゴメスの4組。ディズニーチャンル主催の環境保護プロジェクトのテーマソングらしいです。初動88,000ダウンロード売ってデジタルセールス9位。完全な先行逃げ切りタイプですな。曲は至っていかんともしがたい感じですが(笑)、好きな人にはたまらない組み合わせでしょう。ラスト40位はアルバムジャケが怖い新人女性ポップシンガー ジェシー・ジェイムス。21歳。初聴の感想を素直に言うと、ボーカルはアギレラ、曲はライトカントリーという何とも不思議な曲です。これ1曲のみで00's マニアック女vo.史に名を残すのか、はたまたケイティ・ペリーやレディ・ガガのように異質なブレイクを飾るのか、ちょっと”匂う”だけに良くも悪くも今後が楽しみな存在です。しかし72位→40位→66位→圏外ってすごいチャートアクション。。
 

 
 


 


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文責: はまべ
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