Billboard Monthly Top40紹介
2009 5
月号


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# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 5/2

"We Made You"
 Eminem (Web/Shady/Aftermath)
9
2 5/2

"Knock You Down"
 Keri Hilson feat. Kanye West & Ne-Yo (Mosley/Zone 4)
3
3 5/2

"Know Your Enemy"
 Green Day (Reprise)
28
4 5/9

"Funny The Way It Is"
 Dave Matthews Band (RCA)
37
5 5/9

"Birthday Sex"
 Jeremih (Def Jam)
4
6 5/16

"I Do Not Hook Up"
 Kelly Clarkson (19/RCA)
20
7 5/16

"3am"
 Eminem (Web/Shady/Aftermath)
32
8 5/16

"It Happens"
 Sugarland (Mercury Nashville)
33
9 5/23

"No Surprise"
 Daughtry (19/RCA)
15
10 5/23

"Old Time's Sake"
 Eminem feat. Dr.Dre (Web/Shady/Aftermath)
25
11 5/23

"Fire Burning"
 Sean Kingston (Beluga Heights)
5
12 5/23

"Goodbye"
 Kristinia Debarge (Island)
15
13 5/23

"Whatever It Is"
 Zac Brown Band (Home Grown/Atlantic)
26
14 5/30

"Waking Up In Vegas"
 Katy Perry (Capitol)
9
15 5/30

"Beautiful"
 Eminem (Web/Shady/Aftermath)
17
16 5/30

"LoveGame"
 Lady GaGa (Streamline/KonLive/Cherrytree)
5
17 5/30

"Battlefield"
 Jordin Sparks (19/Jive)
10
18 5/30

"Paranoid"
 Jonas Brothers (Hollywood)
37
19 5/30

"Please Don't Leave Me"
 Pink (LaFace)
17




 5月2日エントリー分。

 今週は3曲。まず9位はエミネム。5/19に発売される新作『Relapse』からこれで2曲目の40ヒットとなる販促ヒット「We Made You」。今回はえらくミュージカルみたいな感じです。ミュージカルというかグリム童話みたいな。ちょっと新境地?クレジットされてないですが、何気にサビでジェシカ・シンプソンをフィーチャー。なんで?何つながり?「Stan」みたいに元曲がサンプリングされてるわけでもないし謎。39位はケリ・ヒルソン。ティンバの「The Way I Are」で知名度を上げた彼女ですが、デビュー盤からはとんとん拍子に2曲目のヒットが生まれました。いわゆる00'sなチキチキサウンドの中にも、どこか達観した崇高な雰囲気が漂ってます。トラックはなんとデンジャ制作。渾身のT.I.「No Matter What」がコケて相当悔しい思いをしたのか、同路線+ちょい売れ線な音でリベンジを図りました、ってとこでしょう。客演のニーヨ+カニエのコラボも新しいですが、よく考えたらこの曲、ティンバ家族+デンジャ+カニエ+ニーヨのコラボなんですよね。どんだけ豪華なんでしょう。ラスト40位はグリーン・デイ。見事Top40にも帰還です。いよいよ5月に発売となる5年ぶりの新作『21st Century Breakdown』からのリード曲。ちょっと心配してましたが全然辛気臭くなることなく、はじけた曲で帰ってきてくれたことが何よりうれしいです。アルバムはなんとブッチ・ヴィグとの共作。前回の『American Idiot』と同じく、ストーリー性を重視したアルバムになってるようです。

 5月9日エントリー分。
 
 今週は2曲。まず37位はお久しぶりのデイブ・マシューズ・バンド。4年ぶりとなる新作『Big Whiskey and The GrooGrux King』からのリードカットです。日本ではまったく知名度が上がらない最後の大物バンドとして今もその地位を君臨し続けるデブマですが、さすがの安定感あふれる仕上がりです。ライブセッションでこそ映える音だと思うので、こういった曲はちまちまヘッドフォンで聴いててもしょうがないかもしれませんね。そういえば彼らって来日したことあるんでしょうかね??興行成績完全無視していいなら、1回日本でジャムバンドやデブマチルドレンみたいなバンドばっかり集めて是非そのくくりでフェスしてほしいなぁ。40位はまさかの大ヒット、ジェレミス(?)の「お誕生日セックス」。
デフジャムからの新人男性R&Bボーカル。00年代に入ってすっかり男性R&Bボーカル市場は冷え込んでしまいましたが、こうやって時たま忘れた頃に出てきますね。本格派タイプなヘヴィーなボーカルでなく、割と軽めでポップライクなボーカルです。最近のこのテのスロー or ミディアムはメロが言葉遊びっぽくてなかなか取っつきやすいですね。あくまで10年前との比較でしかないですが。この辺やはり最近ではザ・ドリームやT-ペイン辺りの功績が大きいのかと。
 5月16日エントリー分。
 
 今週は3曲。まずはケリクラが24位に登場。華麗なる復活アルバム『All I Ever Wanted』からの第2弾。等身大アイドルだからこういう音でいいんですよ。「青!青!」のコーラスがなんとも彼女に似つかわしいことか。クライヴ・デイヴィスをなめんなよ、と。ライターにケイティ・ペリーの名前がありますが、元はケイティの曲です。32位はエミネム。アルバム『Relapse』からの3曲目。なんだかんだいって結局これも販促シングルですよね。シンプルなビートの上に”お遊びなし”でひたすらラップします。シリアス路線。次、38位はシュガーランド。男女2人組ユニットは日本ではもはや鉄板なんですが、欧米では誰がいましたっけ?(EBG、ユーリズミックス、ロクセット、グルーヴ・セオリー・・)クイズはそこまでにしといて、なかなか軽快な曲です。サビ前の「プシー!」とか、芸が細かいよなぁ。昨年No.1になったアルバム『Love On The Island』からのカット。


 5月23日エントリー分。
 
 今週は5曲。まずは、15位ドウトリー。アメアイ5期。同期はエリオット・ヤミン、キャサリン・マクフィー、テイラー・ヒックスがいます。今月登場したケリクラは1期。テイラーたんの登場でだんだん影が薄くなるキャリアンが4期、来週登場するジョーダン・スパークスは6期。整理できてますか?でも結局2009夏時点で一番成功感が感じられるのはやはりこのドウトリーじゃないでしょうか。「No Surprise」なロックをやっているからこそ、売れてる気もします。・・・と思ったら何気にニッケルバックのチャドとの共作でした。この二人、まさに00年代のKing Of No Surprise??No Surpriseって否定語じゃないんですよ、日本語では「安定感」って訳すんです。25位はエミネム。新作『Relapse』から4曲目の40ヒット。販促シングル。ドレが所々登場します。そんなことやってないで、ドレちゃんと新作出しなさいよ・・。29位ショーン・キングストン。想像はしてましたが、リアーナと同じく、2ndは最早完全にレゲエでないパターン。レディ・ガガを当てたレッドワンのプロデュースによるハイエナジー・ダンスポップ。サビの自作自演ハモリコーラスが眩いです。30位はクリスティニア・デバージなる女性ポップスシンガーのデビューヒット。デバージのメンバー、ジェイムス・デバージの娘。こういうのを2世シンガーって言うのかな。まあ曲はキャッチーです。「なななーな、なななーな、へーへーい、ぐっばーい」ってサビはスティームというグループの69年のNo.1ヒット「Na Na Hey Kiss Him Goodbye」から。初めて聴いた時、てっきりこの曲はデビッド・ピールの「I like Marijuana」(68)が元ネタかと思ってたんですが、どっちがほんとの元なの?ラスト39位はジャック・ブラウン・バンド。100万ダウンロードを記録した前作「Chicken Fried」に続く2nd Top40ヒットです。なんとなくほっこりします。気分は70's。こういうの聴くにつけ、カントリーって希有な存在だな、と。
 

 5月30日エントリー分。
 
 今週は6曲。13位に勢いよくジャンプアップしてきたのは、ケイティ・ペリー。これでアルバム『One Of The Boys』からは4曲目の40ヒット。順調ですね。今回は初夏の青空を連想させるからっと仕上がったポップ。MikaやOneRepublicのアルバムを手がけたポップ職人グレッグ・ウェルズのプロデュース。ソングライターにはデスモンド・チャイルドの名前も。次、17位初登場はエミネム。えーっと確か『Relapse』から5曲目。6:30もある長尺でシリアスなテイストのラップバラード。立ち位置的には「Stan」でも「Sing For The Moment」でもなく、分類的になんでしょうねぇ、これ・・。「Lose Yourself」タイプでもないし。シリアス系なのにまったーりテイスト。ブライアン・メイとポール・ロージャースがロック・セラピー名義でやったチャリティシングル「Reaching Out」(96)をサンプリング。しかし初めて聴きましたが、元曲めっちゃいい曲ですねぇ。27位は絶好調レディ・ガガ。「Just Dance」「Poker Face」の2曲のNo.1ソングの後に出た第3弾シングル。前2曲に比べると大人しめですが、たぶん一番メロディに起伏があるような。相変わらずエレクトロポップです。グウェン・ステファニ風もアルバムにあるのに頑なに切らないのな(笑)。32位ジョーディン・スパークス。7月20日に発売が予定されている2ndアルバム『Battlefield』からのリードシングル。最近はエレポップが多すぎるので、逆にこういうストレートなロックテイストミディアムは際立つかも。どっしりしたボトムの厚いドラム帯と、情熱的なメロディーが今のチャートにあっては個性的です。なぜかライアン・テダー作。こういうのもやる人なのね。37位はジョナス。なんとなくそろそろ下降線?なんて声が聞こえそうですが、この曲恐ろしいくらいにヒットしませんでした。。6月16日に発売予定の4thアルバム『Lines, Vines and Tying Times』からの1stシングル。今までの楽曲の中では一番普通なポップスかなと思ったら、何気にキャシー・デニスが参加してました。最後40位はピンク。最新アルバムからの3rdカット。これで、大コケした3rd『Try This』を除けば、残り4枚のアルバムすべてから3曲の40ヒットが生まれたことになります。00'sベスト女Vo.は何気に彼女じゃないのかと思うような勢いですが、まさか誰が10年生き残ると予想したでしょうか(失礼)。この曲もがっつりリスナーの心を持っていきそうな、典型的な”彼女のアルバムからの3rdカット”仕様の曲です。マックス・マーティンとの共同プロデュース。

 


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文責: はまべ
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