Billboard Monthly Top40紹介
2008 10
月号


※視聴はすべてiTMSのリンクです。視聴するにはPCにiTunesがインストールされている必要があります。

# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 10/4

"Love Lockdown"
 Kanye West (Roc-A-Fella/Def Jam)
3
2 10/4

"All Summer Long"
 The Rock Heroes (Big Eye)
29
3 10/11

"Right Now (Na Na Na)"
 Akon (SRC)
8
4 10/11

"Spotlight"
 Jennifer Hudson (Arista)
24
5 10/11

"What Them Girls Like"
 Ludacris Co-Starring Chris Brown & Sean Garrett (DTP/Def Jam)
33
6 10/18

"Live Your Life"
 T.I. feat. Rihanna (Def Jam/Grand Hustle)
1
7 10/18

"Keeps Gettin' Better"
 Christina Aguilera (RCA)
7
8 10/18

"Gotta Be Somebody"
 Nickelback (Roadrunner)
10
9 10/18

"Light On"
 David Cook (19/RCA)
17
10 10/18

"Human"
 The Killers (Island)
32
11 10/18

"Krazy"
 Pitbull feat. Lil Jon (Mr.305/Famous Artist)
30
12 10/25

"Womanizer"
 Britney Spears (Jive)
1
13 10/25

"Addicted"
 Saving Abel (Skiddco/Virgin)
20
14 10/25

"Just A Dream"
 Carrie Underwood (19/Arista)
29
15 10/25

"I'm So Paid"
 Akon feat. Lil Wayne & Young Jeezy (SRC)
31




 10月4日エントリー分。

 今週は2曲。
まず3位はカニエ・ウエスト。11/25に発売が予定されている新作『808s & Heartbreak』からの超先行シングル。ついにカニエも歌っちゃいました。なんでも今回のアルバムは脱ラップで歌ものだらけとのうわさも・・。ほぼベース+ストイックなピアノのみでビートレスかと思ったら、いきなりパッパカパッパカ馬車馬のようにパーカッシブなビートが鳴るし、全編AutoTuneで声ぐちゃぐちゃだし、いやはやすごい聴く人にいろいろ考えさせる曲です。トム・ヨークとつるんでたことがプラスになったんでしょうか(笑)。いずれにせよ新作が楽しみです。次38位は2曲目のばったもん、カラオケバンドのロック・ヒーローズ「All Summer Long」。1回目のばったもんヒット・マスターズと比べるとトラックもえせボーカルもちょっと重めでより忠実な気が。こっちはキッドが完全にiTMSから撤退したのを見計らっての巧妙なリリース。『A Salute to Kid Rock』というキッドロックトリビュート的なダウンロードアルバムからのシングル。当のキッドロックがなぜiTMSから撤退したかですが、アルバムの曲をばら売りされるのが嫌だったからだそう。いまApple側とアルバム単位で売るとのことで再復帰交渉中だとか(まあ噂です)。ちなみにキッドの音源を全く売ってないわけではなく、なぜか90年発売のラップアルバム『Grits Sandwiches for Breakfast』だけは売ってます。このアルバム、この前たまたまブックオフ中目黒店で250円で売ってたんでタイミング良かったし思わず衝動買いしてしまいました(笑)。


 10月11日エントリー分。
 
 
今週は3曲。
まず17位はどこのAORかと思ってしまうエイコンの新曲。この哀愁シンセは80年代初頭あたりを意識でしょうか。ますます彼のルーツ音楽が分からなくなってきました。でも年齢的に今年35だから80'sに回帰してもおかしくはないのですが。マイケルの例のアルバム制作で長期間拘束されてなんか感化されましたかね(笑)。この曲も入る予定のアルバム『Freedom』は一応11/25発売予定。そのマイケルも「Hold My Hand」という曲で参加予定。36位はジェニファー・ハドソン。ドリームガールズが彼女を有名にしたのは疑いない事実ですが、この写真見たら普通の日本人だとみんな渡辺直美って言いますかね、たぶん。なにげに初めての40ヒットです。秋っぽい流麗なピアノメインのトラックにダイナミックな彼女のボーカルが乗るどことなくエレガントな曲です。すごく独特な声質だし、今後どういう歌い手になっていくのか楽しみな人です。ラスト40位はリュダクリス。なんか最近あまり目立ってないせいかご無沙汰感があるのですが、40入りは2年前の「Runaway Love」以来。数年前によく流行ってたオリエンタル風味のトラック。新作はカニエ、エイコンと同じくこちらも11/25発売予定。

 

 10月18日エントリー分。
 
 今週は6曲がエントリー。
更新遅れてるので足早に。まず超絶ランクアップで自身の「Whatever U Like」を蹴落として1位になったのはT.I.のアルバムからの新曲。Dschinghis Khanの「もすかう」Basshunterの「おっぱい」と並ぶ3大ニコ動系大ヒット空耳ソングであるO-Zoneの「まいあひ」(原題: Dragostea Din Tei)。まさかこれがネタにされて全米No.1になる日が来ようとは。ウィーザー「Pork & Beans」のPVにも友情出演したマイアヒ坊や(素人)の活躍もあり、全米でも知名度が高かったとはいえ、いやはや。プロデュースはジャスト・ブレイズ。へえ意外。オタクといえばネプとカニエとデンジャー・マウスの専売特許だったのに(笑)。7位はアギレラ。今年の年末商戦は豪華になりそうですがこの人も新譜出します・・・かと思ったらなんとベスト盤。。なぜに?11/7発売の『Keeps Gettin' Better - A Decade of Hits』に入る新曲。エロエレクトロい感じです。ロックもポップもヒップホップも時代はピコピコ全盛期ですな。プロデュースはリンダ・ペリー。「困った時のリンダ・ペリー頼み」というフレーズを個人的に流行らせたかったんですが流行りませんでした。10位にニッケルバック。私事ですが、今年の春ごろだか深夜の通販でなぜかニッケルバックの曲が何回も繰り返しかかっていてトラウマになりそうだったんですが、いつの間にか彼らもヒットチャートになくてはならない存在になりました。実に5曲もの大ヒットシングルを生み出した前作より3年、いよいよ11/18にドロップされる新譜『Dark Horse』からの新曲が届きました。季節は秋ですが、なんとなく心地よい春風に似合いそうな感じで、「新しいニッケルバックできました。」みたいな小粋なメッセージとともにお届けしたい、そんな感じの曲です。プロデュースはジョン・マット・ランジ。「マット・ランジ」「カナダ」「ロック」ってキーワードだけ拾い挙げたら見事ブライアン・アダムスになることに気付きました。チャドにもぜひ死ぬまで18歳魂で頑張ってもらいたいものです。17位はアメアイ上がりのデビッド・クック。ツー・デイビッズ兄のほう。弟は「Crush」が、兄も「The Time Of My Life」がめでたくラジオヒットとなり、そこそこ今後のめども立ったわけですが、兄は早速新曲をカットしてきました。とはいえこっちのほうが11/18に発売されるデビュー盤からの正式な1stシングルとなるようです(「The Time〜」はボートラ扱い)。80年代メタルバラード好きの食指が伸びそうな(伸びなさそうな)なんとなくそんな感じの曲。どうせならヘアメタル風コスプレでPV撮ってほしかった。


32位はキラーズ。「Mr.Brightside」「When You Were Young」「Human」と、この手のバンドにしては珍しく3曲目の40ヒットが生まれてしまいました。いやはやそんなことよりも。この朝靄ピコピコサウンドが気になって調べてみたら、なんとスチュワート・プライス作!もうね(笑)。Jacques Lu ContやLes Rhythmes Digitalesなどの変名でも知られるエレクトロ界の貴公子ですよ(この辺はブレイクアウト常連のGroove Cruiseのすけっじさんがすごく詳しい。いつも勉強させてもらってます。)。キラーズとは「Mr.Brightside」で彼のJacques Lu Cont 's Thin White Duke Remixがクラブヒットして以来の付き合いですが、察するに「どうせリミックス任せるんだったら、オリジナルからやらせてみようか」みたいなノリでしょうか。スチュワートさんはロック系アーティストにも造詣が深いし、最近ではマドンナやシールもアルバムまるごと彼に任せるくらいなので相当非クラブ系アーティストからの信頼は厚そうです。ラスト33位はマイアミの奇人ピットブル。没落するリルジョン一派にあって数少ない今なおコンスタントにヒットを出せるラッパー。この人もラッパーのくせにレゲエ(「Culo」)やらレゲトン風カラブリア(「The Anthem」)やら、毎回他人のネタをパクりつつ非ヒップホップ的な音アプローチをしてたんですが、今回はぶっ飛びました。もうこれは完全にクラブリスナーターゲットでしょう。時々音のアプローチがヴィタリックの「La Rock 01」っぽくなるところがあって、非常に萌えます。なんとこれBPM127なんですよ。だから結構普通にハウスの主流のBPM130前後帯の曲とかともつなげられたりします(笑)。これはもうちょいBPMあげてハードハウスっぽく処理すると絶対かっこいいはず。だれか作って。



 10月25日エントリー分。
 
 
今週は4曲。
いきなり40圏外から猛烈ジャンプアップで1位に躍り出たのはブリトニーの新曲。96位→1位の上げ幅は歴代1位らしいです(T.I.の記録は3日天下でしたね)。曲のほうは流行りのエレクトロポップ路線で、なんかシューガーベイブスかミスティークあたりがやりそうな感じの音。前作もデンジャの大幅起用で彼の趣味の下エレポを展開してましたが、やはりその頃よりも俄然ピッチが上がってます。BPMは139。33位はミシシッピー出身のハードロック5人組セイヴィング・エイベル。暗いギターに閉塞感満載なメロディ、まさに3ドアーズダウンが得意としてきた路線ですが、見事にメインストリームラジオで受けました。一応ラブソングなんですが、この曲調でここまで執拗な感じだとちょっと一歩間違うとストーカチックな愛になりますよね(笑)。37位はキャリアン。テイラー・スイフトの台頭ですっかり持ってかれた感のある彼女ですがきちんと頑張ってます。『Carnival Ride』からの4曲目のシングルで一応すべて40ヒット、カントリーチャートで1位になってます。曲のほうはなんとも言いようがないんですが、まあバラードです。ラスト40位はエイコン。最近はアルバム発売前にシングルを乱発するのがはやりなんですが、この人も例にもれず早速2曲目のアルバム先行カットを切ってきました。どことなく既聴感のあるフューチャリスティックR&Bポップって趣きで、シールがやろうとしていた世界観を2000年代で正当派に引き継ぐとこんな感じになるのかな、という。勝手な私見ですが。「えーい。」って掛け声やちょいAutoTune気味なボーカルエフェクトも今風でよいです。邪魔というよりこれらは最近のポップス/R&Bではすでにデフォルトであり仕様なんですよ(笑)。なので、もう諦めました。



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文責: はまべ
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