Billboard Monthly Top40紹介
2008 6月号


※視聴はすべてiTMSのリンクです。視聴するにはPCにiTunesがインストールされている必要があります。

# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 6/7

"The Time Of My Life"
 David Cook (Fremantle/19/RCA)
3
2 6/7

"Dream Big"
 David Cook (???)
15 N/A
3 6/7

"I Still Haven't Found What I'm Looking For"
 David Cook (???)
22 N/A
4 6/7

"The World I Know"
 David Cook (???)
28 N/A
5 6/7

"Imagine"
 David Archuleta (???)
36 N/A
6 6/14

"Got Money"
 Lil Wayne feat. T-Pain (Cash Money)
10
7 6/14

"I Luv Your Girl"
 The-Dream (Radio Killa/Def Jam)
20
8 6/14

"Dangerous"
 Kardinal Offishall feat. Akon (KonLive/Geffen)
5
9 6/21

"When I Glow Up"
 The Pussycat Dolls (Interscope)
9
10 6/21

"Heaven Sent"
 Keyshia Cole (Imani/Geffen)
28
11 6/21

"Put On"
 Young Jeezy feat. Kanye West (Corporate Thugz/Def Jam)
12
12 6/21

"Get Silly"
 V.I.C. (Young Mogul)
29
13 6/21

"Closer"
 Ne-Yo (Def Jam)
7
14 6/28

"Lolli Lolli (Pop That Body)"
 Three 6 Mafia feat. Project Pat, Young D & Superpower (Hypnotize Minds)
18
15 6/28

"American Boy"
 Estelle feat. Kanye West (Home School)
9
16 6/28

"Get Like Me"
 David Banner feat. Chris Brown (b.i.G.f.a.c.e./SRC)
16
17 6/28

"All Around Me"
 Flyleaf (A&M/Octone)
40




 6月7日エントリー分。

 今週は5曲。見事にアメリカンアイドルな週になりました。シーズン7の優勝者デヴィッド・クックと準優勝者のデヴィッド・アーキュレータがそれぞれ4曲と1曲ずつエントリー。HOt100まで広げると11曲と3曲。明らかにやりすぎ・・(笑)。ちなみにデヴィッド・クックの11曲同時チャート初登場は新記録(初登場でなく同週滞在曲数と言う意味ではビートルズの14曲が記録)。両方デヴィッドで紛らわしいので苗字で呼びます。で、クックの正規シングル「The Time Of My Life」(3位)を除いては、iTunesでの1週間限定発売だったようで、ちょうどチャートに顔を出して世間を騒がせた頃には当の曲自体が購入できないというなかなか乙なことをしてくれました(苦笑)。まあライヴパフォーマンスかつカバー曲ばっかりなんですけどね。クックの「Dream Big」(15位)は一応オリジナル、「I Still...」(22位)はU2、「The World I Know」(28位)はコレクティヴ・ソウル、アーキュレータの「Imagine」(36位)はジョン・レノンのカバー。シーズン6のブレイク・ルイスが悲しいぐらいにブレイクしなかったので、彼らにはアメアイ男Vo.の威信をかけて頑張ってほしいところです。



 6月14日エントリー分。
 
 今週は3曲。まず13位はアルバム発売前にどんだけシングル切んねん、って感じのリル・ウェイン。これが「Lollipop」「A Milli」に続く3曲目。その後も「You Ain't Got Nothin」「Mr.Carter」をシングルカットし、5枚のシングルをカットしたところでアルバム発売。結果なんと初日のセールスだけで42万3000枚!(発売日からの1週間換算では90万超との声も・・)T.I.に代わり完全に彼の時代がやってきたっぽいです。アルバムも制作陣からは人気のJRロッテム、ポロウダドン、ティンバランドあたりを外し、なかなか強気です。26位はザ・ドリームことテリー・ナッシュ。ここ1年間でこの人の生活もさぞかし変わった事でしょう(笑)。ポップ系、しかもことさら大物から仕事依頼が続々舞い込むようになりました。
今回の曲はアーバン寄りでシルキーな感じ。けど相変わらずユルさ全開。ラスト40位はカナダのラッパー カーディナル・オフィシャル。大手からエイコンのレーベルKonvictに移り、仕切り直しのシングルとなりました。これがUSでの初40ヒット。エアプレイに乗せやすいポップライクなトラックで、半分くらいエイコンが歌でアシストしてます。というかカーディナルが気持よくラップしてると、すーっと被さってきてマイクを奪っていく感じが素敵です、エイコン様。
 6月21日エントリー分。
 
 今週は5曲がエントリー
。まず31位は前作が大ヒットしたプッシーキャット・ドールズ。メインのニコルのソロ活動が大コケで、結局ソロアルバムも出せずじまい。このまま収束か?と思われた矢先だったのでこれで一安心です。一応グループとしてはやっていくんですね。ダニティ・ケインやチェリッシュなどガールズグループは最近追い風になってきているのもポイントです。この「When I Glow Up」は9/16に発売予定の新作『Doll Domination』からのリードカット。ダークチャイルドことロドニー・ジャーキンスのプロデュース。ヤードバーズの「He's Always There」(←これ初めて聴きましたが元曲かっこいいですね)のギターリフをサンプルして、ちょい悪なアップナンバーになってます。33位はキーシャ・コール。アルバム『Just Like You』からの4thカット。イントロの「ちょっと今ギター練習中」みたいな雰囲気がマドンナ「Don't Tell Me」(←これはぶつ切りでもっと悪意w)を思い出しましたが、その後の展開は意外とまともでした。一昔前の正統派R&Bといった趣で、ニーヨもそうですけどこういう温故知新系は今でも需要あるんでしょうね。サビで若干鼓笛隊化するリズム帯が小気味よいです。36位は今年ついに三十路、ヤングなのかジジイなのかわからない微妙な世代のヤング・ジージィ(29)。サウスも浮き沈みが激しくなってきた昨今、この人もそろそろ真価が問われそうな気配です。7/29に発売予定の3rd『The Recession』からのリードカット。ドラマボーイとカニエ・ウエストの共同プロデュースでカニエはそのまま歌&ラップでも全面参加。今流行りのボーカルにエフェクトかける系ですね。T-ペインが火付け役なのかは知りませんが今年に入ってもこれ系は「Sensual Seduction」「Lollipop」とヒットしてます。Auto-Tuneという最近ではプロのミュージシャンもこぞって使うボーカルの補正を行うソフトを使ってるそうです。普通は歌の下手なアイドルの歌声をCD化の際に矯正するような役割っぽいんですが、その補正の幅を上げすぎるとこんなロボ声になるそうです。そういえばエレクトリカルエモ(覚えた単語は早速使ってみる)のハローグッバイの「Here (In My Arms)」もAuto-Tune。あとはダフパンとかユナイテッド・ステイツ・オヴ・エレクトロニカ(覚えてますか?)とか今話題のパフュームとか。そのうちAuto-Tune芸人とか出てきそうですね。アメトークかよ。話がだいぶ脱線したところで37位。「ゆーーー」のソルジャー・ボーイがプロデュースした曲。Mr.コリパーク関係のレーベルからの新人。まあ基本ああいった感じですので説明の必要がありませんが、サビ終わったら急に可愛くなるトラックが面白いと言えば面白いかもしれません。最後38位はニーヨ。1stシングルのBPMがどんどん速くなってるような気がして実際計測してみたんですが、「So Sick」が95、「Because Of You」が110、そして今回の「Closer」が126と、やはり回を追うごとに約15ずつピッチ上がってます。スターゲイト明らかにやりすぎ(笑)。4thアルバムからのリードカットは「BPM140前後で完全な4つ打ちハウスになってる」、に3000点。この曲途中のクールダウンタイムみたいなところでアコギがポロンポロン鳴ったりとか、イントロのじらすような入り方とかなんか随所にイヤラシさ満点です。


 6月28日エントリー分。
 
 かなり放置してましたね(汗)。では行きましょう。
今週は4曲。まず31位はメンフィスのスリー6マフィア。「Stay Fly」「Poppin' My Collar」のヒットを出したメインストリームブレイク作『Most Known Unknown』以来3年ぶりとなる新作『Last 2 Walk』からのヒット。これもコーラスをAuto-Tuneでいじってます。流行ってますね〜。日本でもボーカロイドとか流行ってるし人間は声に遊びを求めるようになったんでしょうか(笑)。声いじりを抜きにしても、トラック自体エレクトロ・ヒップホップなテイストです。うってかわってオーガニックなあったかい雰囲気の曲なのは35位のエステル。UK黒人女性シンガーでちょっと前にUKで1位になってました。アメリカ進出に向けてカニエもフィーチャーし、こびたようなタイトルで・・・ってどこかでバッシングされてました。まあいいじゃないか。ウィルアイアムの去年出たソロアルバムの中のセミインストナンバー「Impatient」をトラックまんまで焼き直した曲。ウィルの昨年出たソロほんとよかったんで、だまされたと思ってぜひ買ってみてください。37位は南部ラップのデヴィッド・バーナー。スリー6と同じく前作でメインストリームブレイクした人です。インヤンの「Wait」そのまんまなウィスパーラップ「Play」がヒットしたのが2005年。もうかなり昔に感じますが。この人はラッパーでもありながらプロデューサーでもあるので今回はアルバムでも大半を自分で手掛けてるんですが、今回のシングルはMr.コリパークじゃなく自身の作。最近の南部ラップは高音がきついなぁ、個人的に。高音フィルターかけたら何も残らないんじゃないか(笑)。ラスト38位はテキサス出身の5人組クリスチャンバンド フライリーフ。「I'm So Sick」(2006)とこの「All Around Me」(2007)がオルタナロックチャートで結構ヒットしてましたが、半年遅れでようやくメインストリームにクロスオーバーしてきました。紅一点のボーカル レイシー・モスリーのひねり出すような歌い方がキュートですな。


 
 



トップページへ戻る


文責: はまべ
copyright(c) by meantime 2008 all rights reserved.