Billboard Monthly Top40紹介
2008 4月号


※視聴はすべてiTMSのリンクです。視聴するにはPCにiTunesがインストールされている必要があります。

# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 4/5

"Lollipop"
 Lil Wayne feat. Static Major (Cash Money)
1
2 4/5

"Damaged"
 Danity Kane (Bad Boy)
10
3 4/5

"The Boss"
 Rick Ross feat. T-Pain (Slip-N-Slide/Def Jam)
17
4 4/5

"You're Gonna Miss This"
 Trace Adkins (Capitol Nashville)
12
5 4/12

"4 Minutes"
 Madonna feat. Justin Timberlake (Warner Bros.)
3
6 4/12

"Beat It"
 Fall Out Boy feat. John Mayer (Fueled By Ramen)
19
7 4/12

"She Got It"
 2 Pistols feat. T-Pain & Tay Dizm (Universal Republic)
24
8 4/12

"Pocketful Of Sunshine"
 Natasha Bedingfield (Phonogenic)
5
9 4/19

"I Saw God Today"
 George Strait (MCA Nashville)
33
10 4/19

"Nude"
 Radiohead (TBD)
37
11 4/19

"Whatever It Takes"
 Lifehouse (Geffen)
33
12 4/26

"What About Now"
 Daughtry (RCA)
18
13 4/26

"Praying For Time"
 Carrie Underwood (Fremantle)
27
14 4/26

"Just Got Started Lovin' You"
 James Otto (Raybaw/Warner Bros.(Nashville)
27
15 4/26

"What You Got"
 Colby O'Donis feat. Akon (KonLive/Geffen)
14
16 4/26

"Say"
 John Mayer (Aware)
12
17 4/26

"Picture To Burn"
 Taylor Swift (Big Machine)
28
18 4/26

"Bust It Baby (Part 2)"
 Plies feat. Ne-Yo (Big Gates/Slip-N-Slide)
7
19 4/26

"Killa"
 Cherish feat. Yung Joc (Sho'Nuff)
39




 4月5日エントリー分。

 今週は久々に多量4曲。まず9位は低速王子リル・ウェイン。今回もありえないくらいゆっくりラップします。マイア&シスコの「It's All About Me」ばりの浮遊感たっぷりフューチャリスティックトラックで、ラップ部分がなんか全体的に薄ーくボコーダがかってて妙です。これも時代性ですかね。まあ近いうちに絶対ボコーダ禁止令が出ますな(笑)。中盤の泣くようなエレキもしびれます。客演かつソングライティングしてるのはティンバランドに可愛がられアリーヤの大傑作アルバム『Aaliyah』でも曲作りをほとんど任された孤高のR&Bソングライター スタティック(もともと「Cheers 2 U」(98/#38)というマイナー40ヒットを出したプレイヤというR&Bグループに所属してた人です。懐かしいねプレイヤ、CDシングル持ってます)。スタティックは32歳という若さで今年2月に急逝。この曲とこれから出すはずだったソロデビューアルバムからのリードシングル「I Got My」が遺作になってしまいました。R.I.P.。変わって27位はバッド・ボーイの5人組ガールズグループ ダニティ・ケイン。バッド・ボーイのオーディション番組から出たコたちでしたっけ?あのドリームでさえも2nd出せなかったのに、よく頑張りました。しかしチェリー・デニスDay26、そしてこのダニケイとバッド・ボーイ周辺が春のリリースラッシュで急ににぎやかになってきました。「Damaged」は1stからのあの捉えどころのないシングルとは打って変わってリアーナ「Don't Stop The Music」ばりの攻撃的な曲になってます。37位はマイアミ出身のラッパー リック・ロス。よく考えたら前作からのシングルはぎりぎり40ミスだったので、今回が単独初の40ヒットなんですね(DJケールドのシングルに客演はしていましたが)。プロデュースはなんと驚きJ.R.ロッテム。ショーキンが当たって以降確変してますね、この人。南アフリカ出身だし白人系ですが何気にヒップホップ仕事の方が多いです。しかしこのトラック、夜聴くには怖そうですね。めっちゃ呪怨とか都市伝説とか世にも奇妙な物語とかそっち世界の音じゃないですか(笑)。ラスト40位。馬鹿ダンスカントリー「Honkytonk Badonkadonk」でおなじみのカントリーシンガー トレイス・アドキンス。最近出てきたカントリー男Vo.ロドニー・アトキンスとはややこしいですが別人なので要注意。なんでこの曲売れてるのかわかりませんが、このリアリティ番組に出演してるらしいのでその影響でしょうか。iTMSでこの曲のライヴシングルが3/27に発売されて今まさに鬼のように売れてるので来週まさかのTop10ジャンプもありえます。



 4月12日エントリー分。
 
 
今週は4曲。一番人気3位はマドンナ。今春はジャネット、マライア、マドンナと大物女Vo.リリースラッシュですね。ちなみにマライアから10日明けた4/24、この3組の中で最後にアルバムを出すのがこのマドンナです。前作はスチュアート・プライスを全面起用してエレクトロダンスアルバムに仕上げましたが今作はどうなんでしょう。アルバムからのリードカットであるこの曲はティンバランド制作、ジャスティン参加でホーンがブリブリファンキーなR&Bダンスナンバー。プロデュースにはデンジャだけじゃなく、ジャスティン、およびネリファの夫であるデマシオ・カステロン(サウンドエンジニア)も参加した最強の布陣です。22位は日本でも化けたフォール・アウト・ボーイ。これまた『Thriller』25周年盤販促でマイケルに圧力かけられたかと思いきや(勝手な妄想)、もともと昔からレパートリーでやってたっぽいです。昨年のサマソニのセットリスト見るとこの曲もやったみたいですね。このたびライヴアルバムにこのカバーのスタジオ録音が入るということでシングルカット。ギターでジョン・メイヤーが参加してるらしいですが言われないとわかりません。35位はフロリダのラッパー 2ピストルズ。ややこしい名前ですがコンビでなくピンです。名前が2丁拳銃と似てますが芸人ではありません(笑)。大仰なトラックにマイアミ系特有のスカスカしたドラム、ラップは特に特徴はないんですがこれまたゆっくりめですね。同郷T-ペインがコーラス参加。フローライダーも、ついこの前40入ったばかりのリック・ロスも、もう2ndアルバム出すプライズ(新曲はジャネットの「Come Back To Me」使いですよ!)もフロリダですね。いやー完全にフロリダ勢来てますな。ラスト38位はナターシャ・ベディングフィールド。全米発売に当たり収録曲を入れ替えてきた2ndアルバムから全米向けの新曲「Pocketful Of Sunshine」をカット。最初は全国盤『N.B.』でいうところの「Soulmate」みたいな位置づけかと思っていたんですが、意外にもロシア/北欧系のような陰影のあるダンスポップ曲調で、サビ以外が早口ってのが面白いかな、と思います。
 4月19日エントリー分。
 
 今週は3曲。まず35位は久々となるスト様。2006年の「Give It Away」以来ですね。アルバム『Troubadour』から。次37位は衝撃のチャートイン レディオヘッド。93年の「Creep」以来15年ぶり。ネットで調べてようやく意味わかりました。iTMSでこの曲のドラムパートやらギターパートやらボーカルパートをバラで売ってたのはなんでもリミックスコンテストやってるからだそうで。要はこれらパーツをダウンロードしてリミックス作って応募してくれよ、というトム・ヨークの粋な計らいなのでした。今まさにリアルタイムで投票が行われてて、続々作品がアップされてます。5/1に最終結果が出るみたい。この「Nude」は『OK Computer』の時代にすでに曲自体は存在していたようで、未発表音源ながらライブでも披露されたことはあるみたいです。そして今回『In Rainbows』で初めて正規音源化されたと。最後38位はライフハウス。「First Time」に続いてアルバムからの2曲目の40ヒット。聴いてもらえばわかるようにこれで完全に自分らの立ち位置と言うか勝負するフィールドをTriple Aに定めた感じです。サビ前のちょい陰なメロからサビにかけて奇麗に陽に持っていくところが成熟度を感じさせます。すっかり大人なサウンドになりましたね。


 4月26日エントリー分。
 
 今週は8曲。ほとんどがダウンロード効果。18位、27位はアイドルの恩返し。『Idol Gives Back』というアメアイ主催のチャリティ番組。出演者がどんどん豪華になっていってるらしいです。そのステージでのパフォーマンスを録音してパッケージリリースしたのがこれかな?けどドウトリーはスタジオ録音っぽいような。キャリアンはちゃんと歓声も入ってるのでライヴ音源でしょうね。アメアイ出身者だけじゃなくアニレノとかマライアさんとかマイリーとかスヌープの音源もリリースされてました(ということはパフォーマンスしたんでしょうね)。ちなみにドウトリーのはアルバムに入ってた曲(実質5枚目のカットになるのか?)で、キャリアンのはご存じジョージマイケルの90年のヒット曲のカバー。30位はカントリー男Vo.ジェームス・オット。この曲で初のブレイクみたいですね。メジャーデビューは2002年でアルバムはこれが2枚目です。33位は冒頭の監獄音でお分かりの通りエイコンがらみ、というか彼のレーベルからの新人。20歳のニューヨークのプエルトリカン系(?)男Vo.。エイコンマナーな時折急に早口になるアドリブライクなメロの曲です。それにしてもプロフにある9歳の時すでにフル・フォースらと共に仕事をしていた、って記述が気になりますね。11年前って97年じゃんね。なぜにその時代で今時フル・フォース?謎は深まるばかりです。35位はジョン・メイヤー。春っぽい風通しのよさげなアコースティックナンバー。イントロのギターが春の日の木漏れ日みたいで綺麗です。前回の「Waiting For The World To Change」がモータウンっぽい泥臭い下町な曲だとすれば、この曲は無香空間って感じです。どっちもジョン・メイヤーの味。36位はテイラー・スイフト。これで4曲目のヒット。今回はアップ。これだけ売れればそろそろメインストリームにアレンジし直した新装盤がワールドワイドで出そうなもんですが、どうなんでしょうそこんところ。今メインストリームヒットしてる「Our Song」のRadio ver.やちょっと前の「Teardrops On My Guitar(Pop Radio Mix)」なんか普通に重要あると思うんですが。僕はダウンロードで買ったけどね。38位はマイアミの新鋭プライズ。早くも2ndアルバムからの新曲が到着。冒頭に「じぇ、じぇ、じぇ、じぇ、じぇいあーる」って男の低音ボイスが入ってたら今旬の南アフリカのHip Hop/R&B/PopプロデューサーJr.Rotemの制作曲です。何気に前作も3曲ほど提供してたんですね。ジャネットの90年のヒット曲「Come Back To Me」をサンプリングしたR35世代向けの憎いネタチョイス。ちなみにロッテムは33歳。この辺の世代の親が自分の子供にガンダムとかの趣味を押しつけるのと同じような感覚なんかな(笑)。と思ったらプライズも31じゃん(私とタメ)。なんと遅咲き・・。さあ8曲もあって疲れましたが、今回の大ラスは40位チェリッシュ。覚えてますか?「Do It To It」というポップR&Bが2006年に40ヒットとなった4人組ガールズグループ。ダニティ・ケイン、PCDなどちょっとずつガールズR&Bの地位が向上してきたことが追い風になったんでしょうか。なんとこの4人実の姉妹なんですね。恥ずかしくもさっき知りました(汗)。だったらキャラ的には売れる要素抜群じゃないですか!レコード会社もっと頑張りなさい。そういえば3LWは今どうしてますか?最近ブックオフでよく見かけるんですが。

 



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文責: はまべ
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