Billboard Monthly Top40紹介
2008 3月号


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# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 3/1

"Sexy Can I"
 Ray J & Yung Berg (Knockout/Deja 34)
3
2 3/1

"Crying Out For Me"
 Mario (3rd Street/J)
33
3 3/8

"Elevator"
 Flo Rida feat. Timbaland (Poe Boy)
16
4 3/8

"Touch My Body"
 Mariah Carey (Island)
1
5 3/15

"Love In This Club"
 Usher feat. Young Jeezy (LaFace)
1
6 3/15

"Feedback"
 Janet (Island)
19
7 3/15

"Dey Know"
 Shawty Lo (D4L)
31
8 3/15

"I Won't Tell"
 Fat Joe feat. J.Holiday (Terror Squad/Imperial)
37
9 3/15

"Cleaning This Gun (Come On In Boy)"
 Rodney Atkins (Curb)
40
10 3/22

"Bleeding Love"
 Leona Lewis (SYCO/J)
1
11 3/22

"Feels Like Tonight"
 Daughtry (RCA)
24
12 3/22

"The Anthem"
 Pitbull feat. Lil Jon (Famous Artists)
36
13 3/29

"Shawty Get Loose"
 Lil Mama feat. Chris Brown & T-Pain (Familiar Faces/Jive)
10




 3月1日エントリー分。

 今週は男性ボーカルR&Bが2曲。まず29位はどんだけ覚えてる人がいるかわかりませんがブランディの弟レイJ。デビューは97年サントラ『Set It Off』に提供した「Let It Go」です。そのあと01年に当時絶頂期だったネプチューンズをプロデューサに迎えた「Wait A Minute」が、05年にはバラード「One Wish」が40ヒットして本曲はそれ以来3年ぶりの40ヒット。細く長く生きてますね、彼。今回の「Sexy Can I」は電子音、少なめな音数、"間"と"タメ"を最大限に利用した音像構成、あまり意味のないかけ声、など非常に今風のR&B要素てんこもりな曲です。40位は9週1位を記録した「Let Me Love You」に続く40ヒットとなるマリオ。この前の「How Do I Breathe」を昨年5月にラジオ局に解禁するもいまいちヒットせず、夏ごろ続いてこの曲をカットしてもあんまりよろしくなくアルバム『Go』は長い間発売延期されました。まあアルバム自体はこの曲がじりじりヒットするにつれ12月になんとか発売されたんで九死に一生を得たんですが。オーソドックスな音なので非常にらしくないですが一応ポロウ・ダ・ドン制作曲です。「Let Me Love You」のころから比べたらマリオのボーカル、一周り深みを増した感じですね。



 3月8日エントリー分。
 
 今週は2曲。まず28位は、デビューシングル「Low」が10週1位を記録したFlo Rida。フロリダ出身ですが読み方は"フロー・ライダー"だったようです。ややこしや〜。この爆発的ヒットには正直驚きですがセカンドシングルもヒットしてしまいました。この勢いならこの曲もトップ10行きそうです。デンジャの威を借りないティンバランドの単独プロデュースですが、なんかえらい勇ましいトラックに仕上がってます。初期ウータン張りに男気むんむん。期待のデビューアルバム『Mail On Sunday』は3/18 USリリース。ちなみに今Finestで『「Low」に邦題付けちゃおうコンテスト』やってるんでぜひみんな参加してみては?僕はネタ浮かびませんが。。次34位はマライアさん。前回の奇跡の復活を単発で終わらせずしっかり次に繋げたのはエライです。基本路線は前作と同じ早口系ウィスパリングミディアムですが、ちょっと春の装いをトッピング。サビで入るピアノの旋律は「Honey」あたりも思い起こさせますね。あれはバッド・ボーイ作品でしたっけ。今回はザ・ドリーム&トリッキー・スチュワート、俗に言う"Umbrella"コンビの作品。
 3月15日エントリー分。
 
 今週は久々に多量の5曲。まずいきなり1位に入ってきたのは「Caught Up」以来お久となるアッシャー。ポストアッシャーは色々いれどさすが本家、もう「ニカウさん」とは言わせません。バックで蜃気楼のように揺らめくS.E.と、サビに入り力強く鳴る応援歌調で演歌調のシンセに非常に明るいポップスの未来を感じます。さあここまで読んでピンと来た人、はい正解。この洗脳的な旋律は「Glamorous」「Runaway Love」「Throw Some D's」など数々の名作を生みだしたあのポロウ・ダ・ドン先生の作品。暫くひっそりしていたと思ったら勝負曲はスターのために取っておいたんですね。19位は・・。おおジャネット!!もう40ヒットは正直ないと思っていました。ここ数年は『Damita Jo』からは1個も40ヒット出ず、続く『20 Y.O.』からはネリー参加の「Call On Me」だけがなんとか40入りと非常にさびしい状況。この曲もラジオ解禁当初はチャートアクションがおもわしくなかったですがアルバム『Discipline』発売でダウンロードセールスが伸び一気に19位に上昇しました。チキチキかつブリブリした黒いグルーヴの曲です。ビシバシ踊る感じじゃなくぬっとりと腰くねらせてスマートに踊りこなす感じ?宮川大輔並に擬音使ってすみません。32位は謎の南部ラッパー ショウティー・ロ?あー、No1.ソング「Lafffy Taffy」のD4Lの一員らしいです。言われな気付かんがな(笑)。「エロエロ・・・」ってサビの連呼が面白いかも。音は南部モノにしてはちょっと古典的でおしゃれ仕様。「ででででで、でーでーでー」ってシンセはマンドリル「Children Of The Sun」からのサンプルらしいです。アギ「Ain't No Other Man」あたりと同じ感じのネタチョイスですね。38位は90年代ぜんぜん日向で売れんかったくせに00年代は手のひら返したように大爆発の遅咲きファット・ジョー。これで00年代入って何曲目の40ヒットですかね。太ってるけどこの人は独自の美学があるのか毎回他の人は今時やらんようなポップな曲や今回みたいなハッとするようなしゃれた曲やりますよね。ビートの構成がちょっと面白い。ラスト40位はカントリーのロドニー・アトキンス。06年に発売したアルバムから足掛け3年で実に3曲目の40ヒットがこれ。大仰なイントロからドロドロしたカントリーを想像しますが、ちょっとブルージーな感じで思ったほどそうでもないです。


 3月22日エントリー分。
 
 今週は3曲。まず1番人気21位はUK発のリアリティ型オーディション番組『X Factor』で優勝してメジャーになったレオナ・ルイス。本国UKではこの曲は7週連続1位になり売上的にもぶちぎりだったようです。イントロから荘厳な感じで、重厚な打ち込みドラムもいい感じで曲を盛りたててます。なんか久々に"雰囲気"をもった曲ですね。「Nothing Compares 2 U」みたいな(笑)。プロデュースはなんとあのワンリパブリックのライアン・テダーで(ホントいろんなとこに出没しますね)、バックの楽器からなんから全面参加してます。曲は彼とジェシー・マッカートニー(!!)の共同ライティング。次37位はこれでアルバムから4曲目のヒットとなるドウトリー。ビールのCMに似合いそうな曲です。意外にもDr.LukeとMax Martinがライティングで参加(笑)。この曲で産業ラウドロックからさらにポップ寄りにシフトし、3・ドアーズ・ダウン、クリード、ニッケルバックのいずれも到達しなかった境地に達した感があります。もう「どの曲を聴いても同じに聴こえる」とは言わせません。あと3年くらいかけて都合10曲くらいシングルカットしてやればいいのにな。ラスト38位はピットブル。リル・ジョンさんとこのTVTレコーズ所属で2004年にヒットした「Culo」に引き続き今回もリル・ジョンさんが関わってます。前作「Culo」もそのとき旬だったクーリー・ダンスというレゲエのリディムを使ったトラックでしたが(ニーナ・スカイ「Move Ya Body」と同トラック)、今回も今はやりの「Calebria」トラックをそのまんま使用した曲になってます。なんかWikiによるとデンマークのRuneというDJがもともと作ったトラックらしんですが、昨年Alex Gaudino feat.Crystal Watersの「Destination Unknown」とEnurの「Calabria」をマッシュアップさせた「Destination Calabria」がUKでヒットして、オリジナルに再度注目が集まったみたいです。で本人が今度はEnur(Runeの逆さ読み)名義で女Vo.をフィーチャさせて再発したのがいまUSでもヒットしてる「Calabria 2007」らしいです。まあそれに便乗したのがピットブルなわけですけども。しかしこのアダルティーなサックスはクセになりますね。一時期のレゲトンブームみたいに一過性で終わりそうですが。


 3月29日エントリー分。
 
 今週は1曲のみ。19位にいきなり入ってきたのはまだ未成年の女の子ラッパー リル・ママ。昨年トップ10ヒットとなった「Lip Gloss」に続く2曲目の40ヒット。デビューが鮮烈だったためにその次の童謡を使ったセカンドシングルがコケてアルバム発売の目処が立たなくなったのはちょっとかわいそうでしたが、きちんとその次のシングルで万全の態勢で持ち直してきました。客演の布陣からも今回はレコード会社が本気で売ろうという気合いが感じ取れます(笑)。このお調子者的でコミカルなトラックはこのコの威勢のいい前のめりなラップには合っていますね。聴いてて小気味よいです。T-ペインが2ndバースでラップしてるのも技あり。クリス・ブラウンは今回ボコーダー付きなの?歌ってるパートがよくわからないんですが(汗)。


 





 
 



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文責: はまべ
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