Billboard Monthly Top40紹介
2007 10月号


※視聴はすべてiTMSのリンクです。視聴するにはPCにiTunesがインストールされている必要があります。

# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 10/6

"1,2,3,4"
 Feist (Cherrytree/Polydor)
8
2 10/6

"Hate That I Love You"
 Rihanna feat. Ne-Yo (SRP/Def Jam)
9
3 10/13

"Gimme More"
 Britney Spears (Jive)
3
4 10/13

"Take Me There"
 Rascal Flatts (Lyric Street)
19
5 10/13

"The Pretender"
 Foo Fighters (Roswell/RCA)
37
6 10/13

"Online"
 Brad Paisley (Arista Nashville)
39
7 10/13

"Paralyzer"
 Finger Eleven (Wind-up)
6
8 10/20

"Until The End Of Time"
 Justin Timberlake duet with Beyonce (Jive)
23
9 10/20

"Baby Don't Go"
 Fabolous feat. Jermaine Dupri (Desert Storm/Def Jam)
25 N/A
10 10/20

"Kiss Kiss"
 Chris Brown feat. T-Pain (Jive)
1
11 10/20

"The Way I Am"
 Ingrid Michaelson (Cabin 24)
37
12 10/20

"Duffle Bag Boy"
 Playaz Circle feat. Lil Wayne (DTP/Def Jam)
15
13 10/27

"Do It Well"
 Jennifer Lopez (Epic)
31
14 10/27

"Shawty Is A 10"
 The-Dream (Def Jam)
17
15 10/27

"I'm So Hood"
 DJ Khaled feat. T-Pain, Trick Daddy, Rick Ross & Plies (Terror Squad)
19




 10月6日エントリー分。

 今週は2曲がエントリー。28位は新型iPod NanoのCMソングで日本でも大量オンエアされているカナダのシンガーソングライター ファイストの「1,2,3,4」。5月にトップロゴで取り上げたときにはTriple A限定ヒットでしたがまさかのポップブレイク、さすがAppleですね。お目が高い。2004年発売の前作『Let It Die』からもボジョボジョ系ポップス「Mushaboom」がTriple Aヒットしていて知る人ぞ知る存在でしたが、どことなく漂うフレンチポップスな香りがたまらないアーティストです。ジェイミー・カラムなどとともにオサレ系カフェが店内BGMでこぞってかけたがるようなナンバーですね。39位はリアーナの新作からの3rdカット。イントロから刻まれる「チャッチャカチャカチャ・・・」というビートを聴けば一聴瞭然スターゲイトの制作曲。ニーヨもジェニファー・ハドソンあたりとデュエットすると釣り合いが取れてない気がするのでリアーナあたりでちょうどいいですね。この取り合わせだとえらく爽やかというか初々しい感じで、聴いててちょっと照れてしまいます(笑)。



 10月13日エントリー分。
 
 
今週は5曲がエントリー。奇行を繰り返したブリトニーが3位。『In The Zone』以来4年ぶりのオリジナルアルバム『Blackout』(10月30日全米リリース)からのリードシングル。だいたいこの人の1stシングルは「アタイ vs 音楽」「アタイはアンタの奴隷」「あら!またヤっちゃった」「・・ねぇ、もう1回ブって」といつも挑戦的なタイトルなんですが今回は割と大人しめで「もっとちょうだい」。肌触り的には無機質ポップスをちょっとアバンギャルドにしたというと言ってることが矛盾するんですが、実際そんな感じの曲。プロデュースはティンバランドから独り立ちしたデンジャ。アルバムでも計5曲制作。19位はラスカル・フラッツ。バックスがとんと売れなくなってから一部ファンがこっちに流れてるのでは?という説もあるんですが、売り方的にはボーイズ・バンドそのもの。毎回アルバムは初動ビッグセールスで、今回の『Still Feels Good』も54.7万枚と立派な数字です。ラスカルと名乗るほど若くはないのに、ジャケットはいつもアイドル風味。前回はベタベタなアダコンバラードだったのに、今回はロック寄りバラード。彼らの明日はどっちだ。37位はフー・ファイターズ。現在モダンロックチャート1位爆走中(メインストリームロックでも1位獲得済)で、この世界での不動の人気っぷりを感じます。前作からの「Best Of You」が捉えどころのない曲調だったんですが、今回はサビでいきなりプチっとスイッチが入るので非常にわかりやすいです。この陰気なイントロはある意味詐欺行為ですね(笑)。39位は今週2曲目のカントリー、ブラペ王子。彼の名前を見ると苦労してシングルレビューの担当振りをしていた当時を思い出しますね・・。Billboardがダウンロードセールス主体の集計に変わって他のカントリー歌手が続々とチャートの恩恵から遠ざかっていく中、この人だけは「Ticks」「She's Everything」「When I Get Where I'm Going」「Alcohol」とコンスタントに40ヒットを放ち続けています。アルバム『5th Gear』からの2ndシングルとなる「Online」は終始同じテンションの高さで突っ走られるので付いていくのが正直キツいアップナンバー。・・・・・・と書いててふと思ったんですが、それってカントリー系のアップ全般に通じないですか(←はい、偏見)。ラスト40位は知る人ぞ知る(てか覚えてる?)「One Thing」というバラード40ヒットがあるカナダの5人組フィンガー・イレブン。これが4年ぶりの40ヒット。フーファイの曲に続きこちらもモダンロックとメインストリームの両ロックチャートで1位獲得。「One Thing」の面影も見当たらない色気のある大人なダンスロック仕立てには驚きました。ロブ・トーマスが時折書くような桑田佳祐ばりの歌謡ロックっぽい空気も感じられます。
 10月20日エントリー分。
 
 今週も5曲エントリー。今年は40エントリー曲異常に多くないかい?(笑)
28位はアルバムからの第6弾シングルとなるジャスティン。今回もティンバ&デンジャ制作曲。アヴァント、ジニュワイン系のどっぷり黒人R&Bな曲なんですが今回新たにアルバムバージョンにはなかったビヨンセのボーカルを乗せてデュエット仕様にすることにより、よりアーバンっぽさが増しました。バックのオーケストラ演奏のお陰でベタベタR&Bになってない点も○です。この新録バージョンは11月26日に全米リリースされるデラックス盤『Future Sex/Love Sounds』に収録される予定。この盤には他にも「SexyBack」と「SexyLadies」の新バージョンも収録されるとか。31位はファボラス。めでたくアルバムから2曲連続ヒット。オルゴールのような高音シンセとテンポの良いサビ歌が小気味よい1曲。フーディニの過去のヒットをサンプリングしてるだけあってちょっと初期ヒップホップのエレクトロファンクっぽい香りも漂いますね。なぜかシングル化の際T-ペインのコーラスがデュプリ(プロデュースも担当)に差し替えられました。一方T-ペインをしっかりフィーチャーしてなんとかシングルヒットにこぎつけたのが35位のクリス・ブラウン。前作からはシングルヒットを超連発し、ポストアッシャーか?と騒がれたんですが、2ndアルバム発売目前になってまさかの大失速。スゥイズ・ビーツプロデュース、ショーン・ギャレット作の「Wall To Wall」は周囲の期待を裏切り40ミスという結果でした(HOT100最高位79位)。今回はゲストだけじゃなく、プロデュースもまさかのT-ペイン任せ。でもそんなの関係ねぇ!ヒットして彼やレーベルも今頃ほっとしていることでしょう。「キス!キス!キス!キス!」ってサビが電気グルーヴの「Shangri-La」を思い起こさせるドタバタR&Bで面白い曲調です。今の時点でまだiTMSで売ってないのでダウンロード解禁で爆発しそうな予感大です。

かわってボンゴっぽいしぶーいイントロで始まる37位はニューヨークの女性シンガーソングライター イングリッド・マイケルソン。どうでもいいですがめがねっ娘です(このキャラはリサ・ローブ以来か?古い?)。もう最近こういった木漏れ日、木陰系ポップスがばりばり売れてるんですがやはりあれもこれも偉大なるジャック・ジョンソン様の影響なんでしょうか。40位はリュダクリスのところのレーベルDTP(他にもチンギー、ボビー・バレンティーノ、フィールド・モブなどが所属)からデビューのラップデュオ プレイヤズ・サークル。10月30日発売予定のデビューアルバム『Supply & Demand』からのカット。重めのもったりした如何にもアトランタ発って感じのトラックに、これまた口数重め(変な表現)のもっさりした彼らのラップと、ヘタウマなリル・ウェインの歌が乗るどうしようもないナンバー(笑)。お前らは天一のこってりラーメンか。


 10月27日エントリー分。
 
 今週は3曲がエントリー。まずはジェニロペで31位。すっかりアルバムからの1stシングルはこういったアゲアゲHip Hop路線が定着しました。誰かが使ってヒットしたトラックを使いまわすというのもジェニロペにはお手の物。これはMr.チークスの「Lights!, Camera!, Action!」と同ネタです。プロデュースは「Apologize」が大ヒット中のワン・リパブリックのVo.ライアン・テダー。音ネタに無理やり合わせた感たっぷりな歌メロが笑えます。33位はDef Jam発の男性シンガー・ソングライター ザ・ドリームことテリアス・ナッシュ。あのリアーナ「Umbrella」、Jホリディ「Bed」の作者です。えーえー王子。この曲でももちろん「えーえー」やっております。トラックはなぜかRケリーの「I'm A Flirt」風で、この曲のリミックスにケリー本人を招いてるのはご愛嬌でしょうか。ラスト40位は「We Takin' Over」に続く2曲目の40ヒットとなるDJキャリド。よく考えたら前作ってトラック作ったのはデンジャだし、周りかためてたのは時の人エイコンと豪華ラッパー陣だったわけで全然彼の存在意義なかったんですが、今回もそういう意味では微妙。打ち上げ花火のクライマックスのようなドラミングが刺激的。


 



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文責: はまべ
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