Billboard Monthly Top40紹介
2007 7月号


※視聴はすべてiTMSのリンクです。視聴するにはPCにiTunesがインストールされている必要があります。

# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 7/7

"A Bay Bay"
 Hurricane Chris (Polo Grounds/J)
7
2 7/7

"The Great Escape"
 Boys Like Girls (Columbia)
23
3 7/14

"Never Wanted Nothing More"
 Kenny Chesney (BNA)
22
4 7/14

"Life's What You Make It"
 Hannah Montana (Walt Disney)
25
5 7/14

"Rockstar"
 Nickelback (Roadrunner/Atlantic)
6
6 7/14

"Tambourine"
 Eve (Aftermath/Full Surface/Ruff Ryders)
37
7 7/14

"Wipe Me Down"
 Lil Boosie feat. Foxx & Webbie (Trill/Asylum)
38
8 7/14

"Shut Up And Drive"
 Rihanna (SRP/Def Jam)
15
9 7/14

"Whine Up"
 Kat Deluna feat. Elephant Man (Epic)
29
10 7/21

"Like This"
 Kelly Rowland feat. Eve (Music World)
30
11 7/21

"Sexy Lady"
 Yung Berg feat. Junior (Yung Boss)
18
12 7/21

"Like This"
 Mims (Capitol)
32
13 7/28

"Shawty"
 Plies feat. T-Pain (Slip-N-Slide)
9
14 7/28

"Potential Breakup Song"
 Aly & AJ (Hollywood)
17
15 7/28

"Teardrops On My Guitar"
 Taylor Swift (Big Machine)
13




 7月7日エントリー分。

 今週は2曲がエントリー。まず24位は18歳のルイジアナ州出身の新人男性ラッパー ハリケーン・クリス。今年ブレイク組ではリル・ママが同い年、ヒュエイが1個上、リッチ・ボーイとベイビー・ボーイ・ダ・プリンスが3個上、ラッパーも世代更新が進んでだんだん80年代後半生まれがぞくぞく出てくるようになりましたね(この子なんてLLクールJがデビューしたときにはまだ生まれてない)。チンギー系のアニメキャラ声なんですが、ねちっこく且つたどたどしいラップはダ・ブラットあたり(相変わらず例えが古いなw)も思い起こさせます。ガキンチョが連呼する「えべいべい」ってサビが魅惑的。次40位は「女の子のような男の子」なのか「男の子は女の子が好き」なのか意味的によくわからんボストン出身の4人組ボーイズ・ライク・ガールズのデビューヒット。この「The Great Escape」はイントロからしてキラキラ感・清涼感・開放感全開で好きな人にはたまらなく、またエモ嫌いにはこれまたたまらない絵に描いたようなお手本的ポップパンク。イエローカード「Ocen Avenue」が数年寝かしたらめちゃくちゃいい曲に聴こえるように(私だけ?・笑)、この曲も2011年あたりに聴くともっといいのかもしれません。


 7月14日エントリー分。
 
 今週は超多量7曲がエントリー。どんだけ〜、 というわけで手短に。まず1番人気は22位のケニチェズ。カントリー界の永遠の若大将。死ぬまで18歳。アルバムからの先行カットがiTMS配信されめでたくの上位デビュー。海を連想させる夏っぽい爽やかアップは若大将の18番です。25位はなんとケリクラを押しのけて今週付けでアルバム1位デビューのハナモン。2ヵ月連続40入り。前作に続きエナジー全開ですが今回はもうちょいハッピー系なトラックですね。動画サイトでこの曲のライブ映像見たんですが、最前列は小学生みたいなガキばっかりでした。34位は最近のロックスター・ブームに乗って(?)、半年前に小ヒットで終わってたこの曲が見事21週目でトップ40召喚のニッケルバック。「Rockstar」はアルバムラストを飾るにふさわしい、ラフでちょいカントリーで寝る前に聴くといい夢見れそうなサザンロック風ナンバー。こういったノリのシングルは彼らには今までなかったですね。しかし彼らのようなロックアクトでアルバムから5曲40ヒットは異常。37位はなんと5年ぶりとなる新作を出すイヴ嬢の新曲。まだラフ・ライダースにいたんですね、彼女。ラフ・ライダースと言えばやはりスゥイズ・ビーツ!T.I.「Bring Em Out」を手がけた辺りからアッパー系トラックの旗手的存在になった彼ですが(よく復活したよな)、ホイッスルを印象的に使うのが彼の特徴です。タイトルにあるタンバリンは一切使われていません。38位はルイジアナ州出身の男性ラッパー リル・ブージィ。サウスの重鎮UGK(ピンプCとバンビー)のレーベルであるトリル・エンターテイメント所属。この曲はトリル軍団お披露目コンピ的なアルバム『Survival Of The Fittest』からのカットで、軍団のウィービーとフォックスを引連れてまあ自己紹介的な1曲といったところなんでしょうか。不穏さとパーティ感が同居してるのが最近の南部モノトラックの特徴。39位はリアーナ。早くも2ndカット。アルバム内1番人気だったニュー・オーダー「Blue Monday」使いのこの曲がやはり来ましたね。ギターリフのみで違和感なくさらっと仕上げ、時代錯誤臭も感じさせないのはさすが(「Blue Monday」好きはこの際カイリーの例の公式マッシュアップオージーのデジロック版カバーも復習しておこう)。この曲が40入った時点で「Umbrella」はまだまだ1位独走中。アルバムには他にもシングルカット候補が腐るほどあります。ラスト40位は読み方わからないですが新人女Vo. キャット・デルーナ(?)。リアーナの例もあるからデビュー曲がダンスホール・レゲエだからといってレゲエ系ボーカリストと決めつけるのは早い気がします。3作目ではめちゃめちゃポップ職人になってるかも知れないし(笑)。曲のほうはアゲアゲ「Move Ya Body」@ニーナ・スカイといった感じ。これでゲストのエレファント・マンも晴れてトップ40アーティストの仲間入りを果たしました。
 7月21日エントリー分。
 
 今週は3曲がエントリー。30位は元デスチャのケリー・ローランド。1stソロアルバムが出て「Stole」がヒットしたのが5年前だからかなりの久々感ですね。ほんとは昨年セカンドソロアルバムが出る予定でしたがビヨパパにビヨンセ新作との兼ね合いから延期されたとか(←ほんとですか?)。そのかわり新作の内容のほうも1stに比較的近い落ち着いた内容から、かなりクラブ向けのヒット路線なものに差し替えられたそうです。1stカットとなるこの曲はその中でも売れ線中の売れ線、ヒットソングライター ショーン・ギャレットとヒット・プロデューサー ポロウ・ダ・ドンによる黄金ポップス。今まで何度も地味地味言われてきた彼女に最後の最後で何色ものスポットライトを当てたような華やかな音触りが素敵です。35位は新人男性ラッパー ヤング・バーグ。カニエ・ウエスト、R.ケリー、コモンなどを生み出した偉大なるブラックミュージック先進都市シカゴ出身。オールドソウルな音をベースに、のらりくらりやっているようでノせるところはしっかりノせるラップ、フックには主張する個性派男性ボーカリストを迎えたこの曲はまさに先人達へのリスペクトも感じさせる濃縮シカゴ汁な1曲。36位は今週もう1曲の「Like This」、未だにカタカナで書くと違和感あるのですがミムズ
の新曲。デビュー曲「This Is Why I'm Hot」のホットさが日本に居る我々にはいまいち伝わらなかったのですが、向こうでは相当ラジオでかかっていたようです。ある意味出落ち的なキャラだと思うので、セカンドシングルは相当苦戦を強いられるだろうと思ってたんですが意外にも40ヒットとなりました。今回は全くギミックないので真価が問われそうです。


 7月28日エントリー分。
 
 
今週は3曲がエントリー。まず20位にはトリック・ダディ、トリーナ、リック・ロスらを擁するマイアミの人気レーベルSlip-N-Slideからデビューした男性ラッパー プライズのデビューヒットがランクイン。なんでもWikiによるとエイコンの大ヒット曲「I Wanna Love You」のコンポーザーだった人で、実際この曲がヒットしてるときには銃の不法所持でムショ入りしてたとか。なんとも可哀相ですが晴れて自身もブレイクとなりました。ポロウ・ダ・ドンがつくりそうな(実際は違う)流麗トラックに乗るT-ペインのボコーダーボイスが切ない感じ。ちなみにプライズは31歳と超遅咲きデビュー。23位はアイドル界最後の砦アリー&エージェー姉妹。2005年の1stからの「Rush」やシングル「Chemical React」がまあまあヒットしてましたが、本曲でようやく本格ブレイクです。しかしこの曲イントロは60年代のデル・シャノン「Runaway」だし、雰囲気は70年代グループサウンズ丸出しの歌謡曲だし、かと思うとAメロのシンセやドラムの音色は80年代エレポップだし、これはオマージュだかパロディだか知らないですけどかなり確信犯です(笑)(ちなみに余計な事書くと間奏は90年代前半のビーイング系@日本っぽい)。邦題は「渚のブレイクアップ」とか「泪のポテンシャルソング」とかそういうの希望。ラスト40位は「Tim McGraw」で一発当てた女性カントリー・シンガー テイラー・スイフトのセカンドヒット。ダイモンド・リオもこういう曲調の曲やってましたが、やはり女性ボーカルのほうが似合いますね。木陰でイスに座ってギター弾きながらそっと歌ってそうな感じです。
 



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文責: はまべ
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