Billboard Monthly Top40紹介
2007 4月号


※視聴はすべてiTMSのリンクです。視聴するにはPCにiTunesがインストールされている必要があります。

# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 4/7

"Beautiful Liar"
 Beyonce & Shakira (Columbia)
3
2 4/7

"Over It"
 Katharine McPhee (RCA)
29
3 4/7

"Like A Boy"
 Ciara (LaFace)
19
4 4/7

"Rock Yo Hips"
 Crime Mob feat. Lil Scrappy (Crunk/BME)
30
5 4/7

"Wasted"
 Carrie Underwood (Arista)
39
6 4/14

"Last Dollar (Fly Away)"
 Tim McGraw (Curb)
13
7 4/14

"Pop, Lock & Drop It"
 Huey (HiTz Committee/Jive)
6
8 4/14

"The River"
 Good Charlotte feat. M.Shadows and Synyster Gates (Daylight)
39
9 4/14

"Ticks"
 Brad Paisley (Arista Nashville)
40
10 4/21

"Give It To Me"
 Timbaland feat. Nelly Furtado & Justin Timberlake (Mosley/Blackground)
1
11 4/21

"What I've Done"
 Linkin Park (Machine Shop)
7
12 4/21

"With Love"
 Hilary Duff (Hollywood)
24
13 4/21

"Outta My System"
 Bow Wow feat. T-Pain & Johnta Austin (Columbia)
22
14 4/21

"Better Than Me"
 Hinder (Universal Republic)
31
15 4/28

"Home"
 Daughtry (RCA)
5
16 4/28

"I Tried"
 Bone Thugs-N-Harmony feat. Akon (Full Surface)
6
17 4/28

"Get It Shawty"
 Lloyd (The Inc.)
16




 4月7日エントリー分。

 今週のエントリーは5曲。まず94位→3位と驚異的なジャンプアップでTop40入りしてきたのはビヨンセ&シャキーラの黄金タッグ。ビヨン様が「Irreplaceable」の特大ヒットに気をよくして放つ新装盤『B'day』からの目玉新曲。どことなくバスタの「Pass The Courvoiser  Part II」の匂いも漂わせるなどただのラテンナンバーでは終わってないところがさすがです。新装盤には他にもデスチャ同窓会的な「Get Me Bodied (Extended Mix)」なんて販促技の新曲も。次29位はアメアイシーズン5の準優勝者キャサリン・マクフィー。これがデビューアルバムからの初シングル。アメアイ卒業後どう攻めてくるかと思ったら結構正統派なライトポップスを持ってきました。ガキ向けアイドルってルックスではないし(どうでもいいけどこの人の眼力すごいね)、声質いいし意外とケリクラ並に化けるのではと個人的には思ってます。俗世を捨ててサラブラのようなクラシックシンガー化というテもありですね。次31位はシアラ。なんかオペラソングみたいな早口R&B。19歳の新鋭プロデューサーCalvo Da Gr8の作品。この名前覚えといたほうがいいかもしれません。37位はアトランタ出身の5人組ラップグループ、クライム・モブ。男3人+女2人という構成は斬新かもしれません。レーベルがリル・ジョン主催のBMEということでおわかりのとおりクランク系ナンバーです。そういえば親方はどこいった?ラスト39位はキャリー・アンダーウッド。昨年最も全米で売れたアルバム『Some Hearts』からのこれで3曲目のTop40ヒット(40入りしてないけど「Some Hearts」と「Don't Forget To Rember Me」もシングルカットしてます)。今回は普通にカントリー。一応商業面で見ればアメアイ上がりの中ではケリクラに次ぐ2番手になるのかな。


 4月14日エントリー分。
 
 
今週のエントリーは4曲。トップバッター13位はティムマク兄さん。カントリーの新曲がiTMSで高順位に初登場というのは結構珍しいかもしれません(ラスカルとかディクシーとかは除く)。今までのティムマクシングルでは見られなかったそこはかとなくコミカルな曲。カントリー濃度40%くらい。今回はハナからTop40系ステーションを意識してるかもしれません。38位はセントルイス出身の男性ラッパー ヒューイ。なぜいきなり売れたのかナゾ。誰かの舎弟というわけでもなさそう。ダークでバウンシーでちょっと円谷プロ的な雰囲気も漂うかなり変な曲。39位は個人的にはカムバック賞。「Lifestyles Of The Rich & Famous」以来5年ぶりの40入りとなるグッド・シャーロット。「Bat Country」がヒットしたアベンジド・セブンフォールドのボーカリストとギタリストをフィーチャーした脱パンク/エモナンバー。前作『The Chronicles Of Life And Death』ではマイケミよりも2年も前に同じテーマで同じ企画でアルバムをつくるも泣かず飛ばず。こういうのを見るに付けバンドは所詮売り方次第で何とでもなる気がして悲しくなります。「カリスマ性」なんてものもマスの操作で意図的に作られる場合が多いし。最後40位はブラペ。2000年代ではこれで彼自身10曲目のTop40ヒットとなります。ちなみにラスカル・フラッツも10曲、トビキーが12曲、ティムマクが15曲、嗚呼眩暈がしそうですね(笑)。「Ticks」はカントリー濃度75%くらいのアップナンバー。フェードインして入ってくるのは新しいかも。ギターテクではカントリー界随一らしいのでギターソロにも注目してどうぞ。
 4月21日エントリー分。
 
 今週のエントリーは5曲。トップバッターはティンバランド。アルバム発売と同時にダウンロードセールスが加算されて実質初登場1位のような動きになりました。このアルバムはTimbaland Presentsと銘打ってるだけあって、ティンバのソロ作というより彼がプロデュースするオムニバス作品のようなつくりになってます。例えが古いですがベイビーフェースが全編プロデュースした『Waiting To Exhale (Soundtrack)』(1995)みたいな体の作品ですね。そこからの第1弾がティンバ・チルドレンの2人にメインを取らせたこの曲。聴いて驚いたんですがこのビートって明らかにネプチューンズの専売特許ですよね(最近のグエン「Wind It Up」やバスタ「What It Is」で聴けるチャカポコビート)。まあいいですけど。そんなネプ風ビートに最近彼がすき好んでよく使うサイコ系オカズを乗せたそこはかとなく無常観の漂う達観したポップスに仕上がってます。7位は5月15日に待望の新作『Minutes To Midnight』を発売するリンキンパークの先行カット。不穏なピアノソロのイントロから始まるも終わってみればきっちりリンキンクオリティ。フォート・マイナーで目立ちすぎたのがチェスターに煙たがられたのか(笑)今回シノダ君は1回休み。この曲でのチェスターはいつもに比べるとスクリームレスで、ちょいアダルト・オルタナティヴなテイスト。バンドと共にリスナーも成長できるのかが問われそうな1曲です。24位はヒラリー・ダフ。新作『Dignity』からのカット。実は先行カット「Play With Fire」が密かにコケてるのでコレがセカンドカット。今回の彼女はエレクトロ路線で頑張るようでハウスリミックスも色々用意してます。オリジナルバージョンはポップなシンセにエレキギターが時折絡んでちょっとアバンギャルドな感じに仕上がってます。39位はバウワウ。おおこのメンツは!!はい、クリス・ブラウンをT-ペインに変えただけでもろ「Shortie Like Mine Part2」です(笑)。ただもうちょいアーバン寄り。彼は第2のLLを目指してるのでしょうか?サンプル元はリック・ジェームス「Hollywood」。最後40位は「Lips Of An Angel」が大ヒットとなったヒンダーの2ndトップ40ヒット。今回もオースティン・ウィンクラーのしわがれ声の魅力が全開なメタルバラード風ナンバーです。しゃがれ声で巧く誤魔化してるけど彼らのつくる曲ってどことなくカントリー・マナーだなぁと思ってたらカントリーシンガーのジャック・イングラムが早速彼らの「Lips Of An Angel」をカバーしてました。コンサバなロックがカントリーなわけで、ある意味最強。



 4月28日エントリー分。
 
 
今週のエントリーは3曲。まず31位は「It's Not Over」もまだ大ヒット中のドウトリー。早くも2ndカット。既に風格すら漂わせているスケール大き目のミディアムロック。なんとなくアレンジがデスモンド・チャイルド風。35位はなんとなんと。ハモれるラッパー集団ボンサグ。マライアの「Don't Forget About Us」のリミックス、カミリオネアの例のNo.1ヒット(クレイジー・ボーンがソロで参加)など名前自体はまだよく見かけていましたがメインクレジットのTop40ヒットとなると98年の「Ghetto Cowboy」(モー・サグズ・ファミリーとの連名ヒット)以来実に9年ぶり。スゥイズ・ビーツ主催のFull Surface Recordsに移って初のアルバムとなる「Strength & Loyalty」(5月8日発売予定)からの公式カット。もう働きまくりのエイコン制作曲で本人もサビで歌ってます。ピアノとシンセの調和が美しい美メロR&Bラップ。ラスト36位はロイド。「You」に続くアルバムからの2ndカット。どことなく80's末期〜90's初頭っぽいエレクトロさが粋ですね。こういう回帰的エレクトロR&B路線はキャシー「Me & U」、ディディ&キーコー「Last Night」にも通じるものがありますね。昨今の流行りなんでしょうか。どうでもいいですがサビ第1声の「おぅら!」はどうしてもこの曲のサビの「おぅわ!」を思い出してしまいます。サビ前で「Before The Night Is Over」って歌ってるし、かなり確信的。だめだ、声まで同じに聴こえてきた・・。はい、今回も妄想がすぎました(笑)。おしまい。
 





トップページへ戻る


文責: はまべ
copyright(c) by meantime 2007 all rights reserved.