Billboard Monthly Top40紹介
2006 11月号


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# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 11/4

"Shortie Like Mine"
 Bow Wow feat. Chris Brown & Johnta Austin (Columbia)
9
2 11/4

"Walk It Out"
 
Unk (Big Oomp)
10
3 11/4

"Stuntin' Like My Daddy"
 Birdman & Lil Wayne (Cash Money)
21
4 11/4

"My Little Girl"
 
Tim McGraw (Curb)
35
5 11/4

"Hurt"
 
Christina Aguilera (RCA)
19
6 11/4

"It Ends Tonight"
 The All-American Rejects (Doghouse)
8
7 11/11

"Welcome To The Black Parade"
 
My Chemical Romance (Reprise)
9
8 11/11

"Irreplaceable"
 Beyonce (Columbia)
1
9 11/11

"I Wanna Love You"
 
Akon feat. Snoop Dogg (SRC/Up Front/Konvict)
1
10 11/11

"We Fly High"
 Jim Jones (Diplomats)
5
11 11/18

"Money In The Bank"
 
Lil Scrappy feat. Young Buck (BME)
28
12 11/18

"My Wish"
 Rascal Flatts (Lyric Street)
28
13 11/18

"Wind It Up"
 
Gwen Stefani (Interscope)
6
14 11/25

"Show Me What You Got"
 Jay-Z (Roc-A-Fella/Def Jam)
8
15 11/25

"Once In A Lifetime"
 
Keith Urban (Capitol Nashville)
31
16 11/25

"Want To"
 Sugarland (Mercury)
32
17 11/25

"She's Everything"
 Brad Paisley (Arista Nashville)
35




 11月4日エントリー分。

 今週のエントリーは大量6曲。まず21位には前作の一連のヒットに気をよくしてか早くもバウワウの新曲が登場。12/19発売予定の『The Price Of Fame』からのリードカット。今回もティーンの女のコファンに気を配ったようなデュプリ制作のラバーズ系ミディアムR&B仕様。アーティストとして光も影も味わった渋い19歳、既にアルバムはこれで5作目、もうお子様とは言わせません。31位はアトランタ出身のDj/ラッパー アンク。この秋からのT.I.のツアーの前座を務めてるってコトくらいしか情報がありません。なんで売れているのかホントに不明。曲は典型的なサウスナンバーって以外言いようがないです。32位はこちらもサウス・ヒップホップ。バードマンってのはキャッシュ・マネーレコードのCEOであるベイビーの愛称。数年前に自身のソロ「Do That...」(03年33位)や彼が参加したユニットのビッグ・タイマーズ「Still Fly」(02年11位)がヒットしてましたよね。覚えてます?この曲iTMSだとRock Remixってのも買えるんですが、こっちのほうが音にメリハリがあっていい感じです。35位はおなじみティムマク。彼のベスト『Greatest Hits Vol.2』からの曲。実はティムが出演する、ワイオミングを舞台に牧場を営む父娘と1匹の馬との交流を描いた映画『My Friend Flicka』のサントラにも収録されています。38位は「Ain't No Other Man」とは打って変わって悲しげなピアノが印象的なリンダ・ペリー作のバラードをカットしてきたアギレラ。『Back To Basics』からのセカンドカット。歌詞だけ見るとよくわかりませんが、PVを見るからに何らかの理由で自分のもとを離れてしまった父との思い出を回想する娘の歌なのでしょうか?ラスト40位はオール・アメリカン・リジェクツの3曲目のヒット。まさか3つもチャートに入ってくるなんて予想外ですが、こちらもピアノで始まるバラード。ソニー・ミュージック・エンターテイメントに言わせると今年はピアノロック元年だそうですが、彼らもその波にうまく乗ったといったとこでしょうか(とか簡単に纏めていいのかw)。ところでこの人たちの曲を聴くたびにイヴ6とかセミソニックとか過去のパワーポップ系のバンドのその後が気になります。彼らはいまどこで何を?


 11月11日エントリー分。
 
 
今週のエントリーは4曲。まず13位にはニュージャージー出身のネオエモ系5人組マイ・ケミカル・ロマンス。前作『Three Cheers For Sweet Revenge』とシングル「I'm Not Okay」「Helena」でブレイク。つんのめるようなタテノリ系の曲やダークでキャッチーな曲をやる人たちって印象だったんですが、なんか今回はディズニーのエレクトリカルパレードみたいなコマーシャルさですね。とにかく目まぐるしく曲調が変わるんで聴いてて飽きないことは確かです。”世界平和”についてでも歌ってるのかと思ったよ(笑)。かわって24位はビヨンセ。早くも『B'Day』からの3rdカット。思わぬ「Ring The Alarm」のコケ具合に尻に火でもついたんでしょうか。矢継ぎ早に出してきたのはここのところニーヨと組んでヒットを連発中のスターゲイト制作作品。末期TLCにダラス・オースティンが提供してたようなアコギがバリバリ存在感を見せる限りなくポップスに近いR&Bといった趣き。30位はセネガルのR&Bボーカリスト、エイコンの新作からの早くも2曲目のリードカット。ここ最近存在感のある客演で注目度合いがかなり高まってますが、新作のタイミングはほんとにばっちりでした。今年の年末商戦のカギを握る1枚となりそうです。「Smack That」では引退したばっかりのエミネムを制作に向かえましたが、今回は若手が客演したがるラッパー第1位(おそらく)のスヌープを迎えたミステリアスな雰囲気の曲。刑務所の扉がガチャっとしまる「Locked Up」でもやってた自虐ネタを今回も冒頭でかぶせる芸の細かさも(実際服役経験アリ)。ラスト40位はニューヨークのラッパー ジム・ジョーンズ初の40ヒット。やっと南部以外でラッパー出てきた(笑)。キャムロンやジュエルズ・サンタナなどが属するディプロマッツ一派の一員。グループの中ではキャムロンについで2番目に偉い人。「We Fly High」はタイトルとは間逆にえらいどよーんとした煙たい雰囲気のスローBPMなトラック。サビで女性と掛け合い。なんかこのやる気のないサビはそこはかとなくウェイトレシズの「I Know What Boys Like」を思いだします・・。
 11月18日エントリー分。
 
 今週のエントリーは3曲。まず32位はリル・スクラッピー。覚えてます?リル・ジョンがCEOのBMEレコーズのラッパー。「Some Cut」のトリルビルと共にBMEではかなりの古株です。ちょっとホラー趣味なサウンドの「No Problems」が2年前40ヒット。リル・ジョンと共にクランクの生き残りをかけて今後の動向が注目されます。最近はG-Unitとの関係が濃厚らしいですがG-Unit入りはないとの噂。ちなみに彼のオヤジさんはイラン人ハーフだそうで、そうすると彼はイラン・クォーターなんですな。38位はラスカル・フラッツ。ついに日本のレコード会社も彼らをボーイズバンドとして売り出しはじめました。いい心がけです。しかしなぜにエイベックス?アルバムジャケもさりげなく差し替えたりしてるのが心憎いです。ビジュアル見せない作戦。これだけ露骨な差し替えはミシェブラ以来ですかね。ラスト40位はグウェン。12月に出るセカンドソロからのリードカット。今度はヨーデル。やりたい放題ですな。プロデュースはティンバと思いきやファレルでした(というかチャドはどうした?)。個人的には今回のBreakoutはネリー・ファータドvsファーギーvsビヨンセvsグウェン・ステファニというより実はティンバvsウィルアイアムvsスターゲイトvsファレルという誰が1番か決めようじゃないか的なプロデューサー代理戦争的戦いだと思っています。

 11月25日エントリー分。
 
 今週は4曲がエントリー。まず8位どどーんと飛び込んできたのは早くも引退撤回のDef Jamレコーズ社長 ジェイZ。2003年の『Black Album』で一度引退宣言。その後Rケリーやリンキンパークとのコラボで何かしら表には顔を出していましたが、ついに堪えきれなくなったのかアルバムを出してきました。この曲はそこからの1stシングル。『Kingdom Come』というアルバムタイトルに名前負けしないえらいセレブなトラックです。一度は引導を渡してもらったはずの本家がKingって言ってカムバックしてきたのだからこれでT.I.は暫く大人しくなるでしょう。31位と32位に仲良く並んで入ってきたのはカントリー2組。もはや中堅どころになった感のあるキース・アーバンと、若手の星シュガーランド。この2組どういう経緯があったかわかりませんが同じ週に新作の発売をぶつけてきました。結果はキースが27万枚で3位、シュガランが21万枚で4位でキースに軍配。シングルはというとキースがもはやポップカントリーとも別次元へ旅立った感のあるミディアムポップ(イントロは「Since U Been Gone」を意識?ただしサビでは叫ばない)、シュガランは前作からヒットしたシングル2曲とはちょっと違って巧いこと緩急の利いたハーフバラードっぽいナンバー。ラスト35位は王子様ブラペ。たぶんこのアルバムからは3曲目か4曲目の40ヒット。これもリラックスしたバラード。カントリー3連発はチャート改変してからは初めてでは?というわけでこの曲をもってチャート年度2006年度のトップ40は終わり。ここまでで2006年の年間チャートが集計されます。来週からはチャート年度で2007年度入り。では来年も宜しく。



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文責: はまべ
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