Billboard Monthly Top40紹介
2006 8月号


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# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 8/5

"Call On Me"
 
Janet & Nelly (Virgin)
25
2 8/5

"Invisible"
 
Ashlee Simpson (Geffen)
21
3 8/5

"Pullin' Me Back"
 
Chingy feat. Tyrese (Slot-A-Lot)
9
4 8/5

"If You're Going Through Hell (Before The Devil Even Knows)"
 
Rodney Atkins (Curb)
33
5 8/12

"London Bridge"
 Fergie (A&M)
1
6 8/12

"I Know You See It"
 
Yung Joc feat. Brandy 'Ms. B.' Hambrick (Block/Bad Boy South)
17
7 8/19

"Far Away"
 Nickelback (Roadrunner)
8
8 8/19

"Leave The Pieces"
 
The Wreckers (Maverick/Warner Bros.(Nashville))
34
9 8/19

"Chasing Cars"
 Snow Patrol (Polydor/A&M)
5
10 8/19

"The Riddle"
 
Five For Fighting (Aware/Columbia)
40
11 8/26

"Get Up"
 Ciara feat. Chamillionaire (LaFace/Jive)
7
12 8/26

"When You Were Young"
 The Killers (Island)
29
13 8/26

"About Us"
 
Brooke Hogan feat. Paul Wall (SMC)
33
14 8/26

"SexyBack"
 
Justin Timberlake (Jive)
1
15 8/26

"Chain Hang Low"
 Jibbs (Geffen)
7




 8月5日エントリー分。

 今週のエントリーは4曲。まず25位に勢いよく入ってきたのは結局前アルバム『Damita Jo』からは1曲のトップ40ヒットも生み出せなかったジャネット。例のスーパーボウルでの露出事件ですっかり世間からほされ、「Just A Little While」「I Want You」「All Nite (Don't Stop)」と出すシングルすべて不発。特に前2者はダラス・オースティン、カニエ・ウェスト制作と従来のジミー・ジャム&テリー・ルイス一辺倒から決別したある意味衝撃作だっただけに残念。そんなジャネットも今回は失敗が許されないからか彼氏JDを制作陣に。マライアを2005年"復活"させた手腕が問われるJDにとっても勝負的な1曲だと思います。28位はついこの前お姉ちゃんが40入りしたばっかりのシンプソンズ妹のアシュリー。昨秋アルバムを出したばかりなのに、もう新作です。と思ったらこれ入れて出し直すみたい。またか・・・。「Invisible」はなんかアヴリルの「Don't Tell Me」あたりを意識したロックだなぁ、と思って調べてみたらオハイオの女Vo.オルタナロックバンドJaded Era(ジェイデッド・エラ)のカバー曲でした。元音はここで聴けます。アレンジも歌唱もまんまな気がしますが、こうやって無名なバンドを掘り出してくる行為は歓迎です。彼らにも印税入るし、これを機に売れてくれれば嬉しいですね。37位は2年ぶりのチンギー。ファボラス、チンギー、Jクォンと2003〜2004年あたりに盛り上がったアイドルポップラップ市場ですが最近ではすっかり斜陽気味。そんな中復活を祈ってやはり"JD再生工場"が彼を手がけることになりました。SWVキャリア末期の名バラード「Rain」(prod.はオールスター!!))を弾き直して使用したメロウナンバーです。元々しんみり路線は「One Call Away」で実証済みだったので、これもそこそこヒットしそうです。ラスト40位はカントリー男Vo.ロドニー・アトキンス。これが初の40ヒット。このバンジョーソロのイントロは「Somebody Like You」(キース・アーバン)を髣髴とさせてちょっと反則ですね(笑)。2003年デビュー、今回の曲はBillboardアルバムチャート初登場3位となったセカンドアルバムからのタイトルカットです。ポップカントリー市場に風穴を開けるか期待。


 8月12日エントリー分。
 
 今週は2曲がエントリー。まずダウンロードシングル発売で84位→5位と驚異的なジャンプアップを見せたのはブラック・アイド・ピーズの女Vo.ファーギー。BEPがここまで売れたのもなんだかんだ言って彼女のおかげによる部分が大きいわけで、グループをメジャーに仕立て上げてからソロ活動始動というのは自然な流れですね。ワイルド・オーキッドの頃の苦労人時代がはるか昔に思えてきます。さて曲のほうはJクォン「Tipsy」のフロウとケリス「Milkshake」のサビを併せ持った”危ういポップR&B”といった感じで、あえてメジャー路線をはずしてる印象。ジャスティンの新曲もそうだけど。この曲も収録されたアルバム『The Dutches』は9月19日発売。もう1曲30位に入ってきたのは早くも2曲目のヒットとなるアトランタ出身バッドボーイ・サウスの新人ヤング・ジョック。今回は女性コーラスを巧妙に使っていて、サビでの掛け合いやシンセの旋律もキャッチーだし、非常にわかりやすい路線だと思います。トリック・ダディのアルバムに毎回こういうお子ちゃまっぽい曲が1〜2曲入ってて微笑ましいのですがそれ思い出しました。曲はジョックのセルフプロデュース。やるじゃん。
 8月19日エントリー分。
 
 今週は4曲がエントリー。まず29位はニッケルバック。アルバムから早くも3曲目のトップ40入り。『All The Right Reasons』のジャケ通りなシチュエーションのBGMによさげな、アコギを中心としてサビに向けて壮大に盛り上がっていく曲。フーバスの「The Reason」を彼らなりの解釈で演ったらこうなりました、みたいな。今までにない爽やかさが妙に新鮮。次34位はミッシェル・ブランチと彼女の友人のシンガーソングライターであるジェシカ・ハープとのデュオ、ザ・レッカーズ。この子達が元々カントリーを基調としてやってたかは知りませんが、今回はカントリーサイドな曲で、実際カントリーチャートでもヒットしてます。5月に発売されたデビュー盤『Stand Still Look Pretty』からのカット。35位はアイルランドの4人組 スノウ・パトロール。2003年秋にリリースされたメジャーデビュー盤『Final Straw』からセカンドシングル「Run」がUKでトップ5入りするヒットとなり人気化、USではTriple Aお抱えバンド的なイメージがありますが意外と骨太な曲も演ってます。「Chasing Cars」は満天の星空の下で愛を語るみたいなロマンティックな雰囲気の曲(あくまで雰囲気ね)。でもこれリキマがやると「Private Emotion」みたいになるんでしょうね(貶してるわけではないよ!決して)。ラスト40位は孤高のピアノマン FFF。「Superman(It's Not Easy)」「100 Years」と続けて今回のアルバム『Two Lights』からも順調にヒットが出ました。本曲でもあのファルセットは全開、「ピアノ+ファルセットのバリューセット」需要が世の中にある限り暫く彼は安泰でしょう。「100 Years」もiTMSで演歌並の超ロングセラーを記録中。

 8月26日エントリー分。
 
 今週も多量の5曲がエントリー。21位は青春ダンス映画『Step Up』からのショーン・ポールに続くヒットとなるシアラの「Get Up」。冒頭の「♪Ladies & Gentleman!」の掛け声でわかるように「1,2 Step」のジャジー・フェイによる作品。今回もフェイさんお得意のエレクトロ・ファンクっぽい路線。29位は10月3日全米リリースされるキラーズの新作『Sam's Town』からの先行カット。この曲だけ切り取るとダンスロック的な臭いは皆無で、大物感が超パワーアップした印象。これでも食らえと言わんばかりのストリングスの雨あられ。33位はマイアミ出身の白人女Vo.ブルック・ホーガン。誰?どうやらあの伝説の大物レスラー ハルク・ホーガンの娘らしいです、この子。実は2年前に「Everything To Me」というシングルを出してるので今回が再デビューという位置づけでしょうか。曲のほうはスコット・ストーチ制作で、カミリオネアが冒頭と間奏でふんだんに出演。白人の子でも今メインストリームで堅く売るならリズミックに傾倒した楽曲で攻める、というある意味セオリー的な売り方。35位はジャスティンの新曲。9月12日発売の待望のセカンドソロ『Futuresex/Lovesounds』からのリードシングル。前アルバムはネプチューンズとティンバランドが半々に制作を任されるも、シングル4曲のうちティンバの曲は「Cry Me A River」1曲だけとちょっとかわいそうな結果でしたが、今回のリードカットはティンバ。ブイブイのシンセに脱力系メロ(サビはティンバとの掛け合い=「Promiscuous」を意識?)、という賛否両論になりそうな雰囲気の楽曲。ラスト39位はGeffenが送り出すセントルイスの新人男性ラッパー ジブス。デビュー曲にしていきなりの飛び道具!小学校の運動会でよく照れながら女の子と手を繋いで踊ったフォークダンス・・・そのフォークダンスの定番ソング「オクラホマ・ミキサー」使い(そういえば10数年前に「おおスザンナ」ネタのラップがありましたが同類?)。サビはもちろん子供たちが歌います。デビュー曲がいきなりこれだと「Nasty Girl」「Hey Bitty」のニッティーの再来かと思っちゃうんですが。。



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文責: はまべ
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