Billboard Monthly Top40紹介
2006 6月号


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# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 6/3

"Crazy"
 
Gnarls Barkley (Downtown)
2
2 6/10

"Bossy"
 
Kelis feat. Too $hort (LaFace)
16
3 6/10

"Why You Wanna"
 
T.I. (Grand Hustle)
29
4 6/10

"Buttons"
 The Pussycat Dolls feat. Snoop Dogg (A&M)
3
5 6/10

"Summertime"
 
Kenny Chesney (BNA)
34
6 6/17

"Do It To It"
 Cherish feat. Sean Paul Of The YoungBloodZ (Sho'nuff)
12
7 6/17

"Torn"
 LeToya (Capitol)
31
8 6/24

"Ain't No Other Man"
 Christina Aguilera (RCA)
6
9 6/24

"Miss Murder"
 AFI (Tiny Evil)
24
10 6/24

"Life is A Highway"
 Rascal Flatts (Walt Disney)
7




 6月3日エントリー分。

 今週のエントリーは1曲のみ。38位に入ってきたのは異色ユニット ナールズ・バークリーの「Crazy」。もう騒がれまくってるのでご存知の人が多いでしょうが、『Gray Album』(ジェイZとビートルズのマッシュアップ盤。提訴され発禁処分)で有名になりゴリラズの『Damon Days』をプロデュースしたNYのアンダーグランドDJ デンジャーマウスと、元グッディ・モブのメンバー(2002年に脱退)であり最近ではプッシーキャットの「Don't Cha」を手がけた巨漢の鬼才シンガー/ラッパー シー・ロによるユニット。ブルースをダンスポップに昇華させた薄暗いゴシック色なトラック、それに乗っかる潤いを帯びたメロとソウルフルな黒人ボーカル、しかもバックにいるトラックメーカーがオタクDJというもうどうしようもない取り合わせで、ゴリラズが拍手喝采な昨今の地合ではこの曲のヒットも頷けるというものです。案の定こういうのはUKでの人気が先行し最新5/21付UKシングルチャートではついに8週目の1位を記録、94年のウェット・ウェット・ウェット「Love Is All Around」の15週1位に続く12年ぶりの鬼ヒットとなってます。

 6月10日エントリー分。
 
 
今週は4曲がエントリー。まず30位に入ってきたのはナスを夫にもつ女性R&Bシンガー ケリス。前作『Tasty』からは激エロチューン「Milkshake」が大ヒットし再びシーンの前線に戻ってきた彼女。7/25に発売予定の4作目『Kelis Was Here』からの先行カットとなる本曲も好調なようです。エロの代名詞ともいえる西海岸のベテランラッパー トゥー・ショート(なんと今年で40歳!)をゲストに迎えて相変わらず変態なトラックに仕上がってます。ネプのレーベルを離れた彼女ですが、本作のプロデュースもネプじゃなくリュダクリス関係のプロデュースで知られるションドレーによる制作。33位は波に乗るアトランタのラッパー TIの新曲。90'sファンにはお馴染みクリスタル・ウォーターズの91年のハウスヒット「Gypsy Woman (She's Homeless)」の印象的なシンセを大胆にサンプリング(PVで使われてたリミックスverのほうを使用)。5月にシンシナティでTI一行を襲った銃撃事件で幼馴染を失ったTIですが、その件の出廷で来日公演も7月に延期になってしまいました。D12のプルーフも最近銃殺されるし、ほんと物騒な世の中ですね。37位はプッシーキャット・ドールズ。アルバム『PCD』からの4枚目のカット。プロデュースはスコット・ストーチ。50セントの「Just A Lil Bit」といい今回も彼のアラビアン趣味全開です。アルバムバージョンにはなかったスヌープのラップを添えて、これで彼女たちのシングルは4曲中3曲がラッパー客演モノとなりました。ラスト38位はカントリー界の若大将ケニチェズの新曲。ガーシュインでもジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスのカバーでもありませんが、夏っぽい曲には仕上がっていると思います。ワウワウっぽいギターリフが脱カントリー。昨年女優レネー・ゼルウィガーと4ヶ月で電撃離婚したケニチェズ。結婚後一緒に生活したのはわずか15日。帽子の下以外にもやっぱり秘密が隠されているんでしょうか。
 6月17日エントリー分。
 
 
今週は2曲がエントリー。まず38位に入ってきたのは女性4人組R&Bグループ チェリッシュ。ブラックの女の子4人組なんて誰以来でしょう。3年前の夏にダ・ブラットが放った清涼ヒット「In Love Wit Chu」(R&R CHR/POPでのみヒット。けど40は入った)のサビのコーラスでフィーチャーされてたから先物好きは知ってたかもしれないけど、ようやく日の目をみました。実はこの前に「Miss P.」というシングルが出てて「Do It To It」はセカンドシングル。ニヴェア「Okay」あたりを思い起こさせるポップR&Bといった趣。メインボーカルの声質もどことなくニヴェアに近い??次、39位はデスチャの第1期メンバーの一人ラトーヤ。そう、まだデスチャが4人組だった頃ビヨ、ケリ、ラトーヤ、ラターヴィアの4人編成だったのですがその3番手だった彼女です。まあ女王に消されたわけですが(笑)。本曲プロデュースはアリーヤ「Miss U」、トニブラ「Just Be A Man About It」などを手掛けたテディ・ビショップ。スタイリスティクス「You Are Everything」ベタ敷でねっとり攻めます。90年代後半R&B好きにはおすすめ。というわけで2組ともCapitolからの新人でした。

 6月24日エントリー分。
 
 今週は3曲がエントリー。まずいきなり19位に入ってきたのはアギレラの新曲。トップ40入りは2004年の「The Voice Within」以来。8/15にドロップされる新作『Back To Basics』からの先行カット。前作『Stripped』のときもファーストシングルは奇をてらったヒップホップナンバー(ロックワイルダー制作の「Dirrty」)でしたが今回も同じ流れ。しかもなぜか古参ヒップホッププロデューサーDJプレミア作。これがミニマルにサンプルをぶつ切りしたようなマニアックトラックかと思いきや昔のミュージカルっぽい音源使っててかなりキャッチーで意外。新作もこの曲みたくレトロタッチで統一してるらしく楽しみ。次24位はカリフォルニアの4人組パンクバンドAFIの初40ヒット。最近はこのテのバンドがぽんぽん40入りするいい時代になりました。それもこれもダウンロードの恩恵なんですけど。前半はグリーン・デイ「Holiday」っぽく健康的にタテノリで盛り上がってるんですけど、終盤いきなりスローダウンしてうねるように叫びだすとことかやっぱりなって感じ。90年代半ばからやってるのでキャリアは長いです。ラスト25位はラスカル・フラッツ。新作『Me And My Gang』からじゃなくディズニーのピクサー・アニメーション(『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など)の新作『カーズ』サントラから。今度は車が主人公のアニメですが、そんなドライヴ感を見事演出するのがこの曲。92年カナダのロックシンガー トム・コクランが歌って全米トップ10ヒットさせた曲ですが、それをカントリーカバーした本曲。もともとカントリーと親和性が高い楽曲だったのでこれが意外なほどのハマリよう。1番サビ終わりから2番Aメロに"なだれ込む"瞬間がたまりません。どうせならハーモニカと「All Night Long♪」のとこの女Vo.コーラスも入れて欲しかった。



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文責: はまべ
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