Billboard Monthly Top40紹介
2006 4月号


※視聴はすべてiTMSのリンクです。視聴するにはPCにiTunesがインストールされている必要があります。

# Top40
デビュー

収録アルバム

曲名/アーティスト名
/プロモーショナルレーベル
最高位 視聴
1 4/1

"Move Along"
 
The All-American Rejects (Doghouse)
16
2 4/1

"Tell Me When To Go"
E-40 feat. Keak Da Sneak (Sic Wid' It/BME)
35
3 4/1

"SOS"
 
Rihanna (SRP/Def Jam)
1
4 4/8

"Savin' Me"
 Nickelback (Roadrunner)
20  
5 4/8

"Poppin' My Collar"
 Three 6 Mafia (Hypnotize Minds)
21  
6 4/8

"For You I Will (Confidence)"
 Teddy Geiger (Cred.)
31  
7 4/8

"Over My Head (Cable Car)"
 The Fray (Epic)
8
8 4/8

"What You Know"
 T.I. (Grand Hustle)
3  
9 4/22

"What Hurts The Most"
 Rascal Flatts (Lyric Street)
6
10 4/22

"Dani California"
 Red Hot Chili Peppers (Warner Bros.)
9
11 4/22

"Hips Don't Lie"
 Shakira feat. Wyclef Jean (Epic)
1
12 4/22

"When You're Mud"
 Ne-Yo (Def Jam)
15
13 4/29

"Control Myself"
 LL Cool J feat. Jennifer Lopez (Def Jam)
4
14 4/29

"Let U Go"
 Ashley Parker Angel (Blackground)
12




 4月1日エントリー分。

 今週は3曲がエントリー。まず32位はポップパンクバンド オールアメリカンリジェクツの「Dirty Little Secret」に続くセカンドヒット。今回も適度にポップで口ずさみやすいメロディーのアップに仕上がってます。なんかサビ中の「even when your hope is gone」ってとこのメロがエアロのあのNo1.ソングに聴こえてしょうがないのだが、まあいいや。そして35位に勢いよく入ってきたのはお久しぶりのE-40。なんと97年の「Things'll Never Change」(ブルホン「The Way It Is」ネタ!)以来のトップ40登場。おかえり。カリフォルニア州バレホ出身の男性ラッパー。ズンズン響くドラムンベース風なサウンドに「どんどんどんどん・・・」の謎のささやき系サビ。随所に登場するコール&レスポンスもどき&合いの手がアングラさに拍車をかけいい感じ。なんとなくミッシーの『This Is Not A Test!』に入ってそうな曲ですな。BMEからのリリースということで実はリル・ジョンプロデュース。38位はリハンナ嬢の待望のセカンドアルバム『A Girl Like Me』(4月25日US発売予定)からのリードカット「SOS」。まだiTMSで売ってません。ニーヨに続く「アルバム出るまでダウンロード販売しない作戦」か?こすいな。今回はレゲエとは全然関係ないエレポップ系サウンド。ピンクレディーとゴールドフラップを足して2で割ったような感じ。いやこんなのは彼女がやらんくてもアシュリーあたりにやらせときゃいいんじゃ・・・(苦笑)。ちなみにこの曲ソフト・セルの82年のTop10ヒット「Tainted Love」をサンプリングしています。

 4月8日エントリー分。
 
 今週は5曲がエントリー。まず23位はニッケルバック。前シングル「Photograph」と入れ替わるようにトップ40に入ってきました。「Photograph」はアコースティックギターの旋律が美しかったんですが、今回はそれに輪をかけてストリングスを多用し、より叙情的に仕上げてきました。これぞニッケルバック・クオリティ。シングルを出すたびに「ただ力強いだけ」じゃなく「優しさ」みたいなものが感じられてくるから不思議です。もはやロックファン以上にポップスファンに愛されるロックバンドになったような気が。28位は「Stay Fly」の興奮が冷めやらぬまま2曲目のトップ40ヒットとなるスリー・6・マフィアの新曲。今回も前作に引き続きウィリー・ハッチ使い(「Theme From The Mack」)で耳障りの良いカニエ風オールドソウルヒップホップに仕上げています。31位はNY出身の男性SSW、テディ・ガイガーのデビューヒット。アルバムでは12曲中11曲も作曲に参加してて楽器もピアノ、ギター、ベース、ドラムと一通りこなすマルチぶりなんですが実は俳優業もやってたりしててようわからんです。Radio & RecordsのCHR/POPチャートで2月頃からヒットしてたんですが、ようやくHOT100でもTop40に入ってきました。アイドルSSWモノと片付けると怒る人もいるかもしれませんが、今ヒットしてる元98ディグリーズのニックのソロデビュー曲「What's Left Of Me」と立ち位置的にはそう大差ないような気がするんですが。37位はデンバー出身の4人組 ザ・フレイ。一足お先にRadio & RecordsのTriple Aチャートで先々月頃よりトップ10入りをキメていました。このほどデジタルセールスとメインストリーム系ラジオの好調をもってついにトップ40入り。このさびしげというか牧歌的な感じのイントロから始まるあたり如何にもTriple Aウケしそうですね。その後決して荒々しくなることなく爽やかに軽やかにサビに突入。トレイン辺り好きな人にはツボな音でしょう。ラスト39位はジェイZに「You are the next」と言わしめたキング・オブ・サウス・ラッパーT.I.の新曲。この曲がリードカットとなる4枚目のアルバムのタイトルはその名もずばり『King』。重厚でドラマティックなトラックに乗って王者の風格とばかりにいつも以上にゆったりとボスらしいラップをかましてます(インプレッションズ「Gone Away」使ってるらしいんですが聞き比べても全然どこ使ってるのかわからない(汗)→追加情報 オリジナルじゃなくロバータ・フラックのカバーバージョンだと判明)。5月にはついに来日!東京、沖縄、横浜、大阪と4箇所も回ってくれます。はたしてキャンセルなしで本当に来るのか。
 4月15日エントリー分。
 
 今週はTop40エントリーなし。
TI「What You Know」の39位→4位のビッグジャンプアップはアルバムがダウンロードセールス開始になったことにより、デジタルセールスが大幅アップしたことによるものです。そうすると来週はラスカル・フラッツの「What Hurts The Most」がトップ10入りするかも。いまiTMSで2位です(4月6日現在)。

 4月22日エントリー分。
 
 今週は4曲がエントリー。いきなりすごいジャンプアップで52位→8位に入ってきたのは先週予告したとおりのラスカル・フラッツ。ボーイズバンド的な人気を誇る男性3人組カントリーグループ。「Bless The Broken Road」が息の長いヒットになってたのでまさかとは思いましたが、新作『Me And My Gang』はなんと72万2000枚の初動で『Now21』を抑え圧倒的1位。海の向こうではわれわれ日本人が想像する以上の人気のようです。彼らというとあっけらかんとしたアップものが得意そうなイメージですが、今回はハナから勝負バラードを持ってきました。24位は4年ぶりのニューアルバム『Stadium Arcadium』の発売を5/9に控えたレッチリのリードシングル。おかえり。今回はいつもの”枯れた感”はないですね。イントロからえらく堂々としたドラムでその力強さに面食らいました(笑)。言葉遊び的なセミラップ調のAメロ、Bメロはジェイソン・ムラーズ、マライアさんなど昨今のポップス早口化傾向の影響か。なわけないか。ちなみにこの曲モダロクチャートで初登場1位ですが、これって94年のR.E.M.の「What's The Frequency, Kenneth?」以来の大記録だそうです。

 33位はラテン界最後の良心シャキーラ。「La Tortula」ではスペインの貴公子アレハンドロ・サンズを引き連れて全編スペイン語でやってましたが、今回タッグを組んだのは元フージーズのワイクリフで、英語で歌ってます。そしてプロデュースもワイクリフ。・・・のわりには意外にもレゲトン(というか彼女の場合はシャケトンと言う)で彼らしくないプロダクション。ただロード・タリク&ピーター・ガンズ「Deja Vu (Uptown Baby)」(98年9位)でも使われてたイントロのトランペットを合間合間で何回もサンプリングしてる辺り、ニヤっとさせられます。例によって例のごとくこの曲オリジナルの『Oral Fixation Vol.2』には入ってなく、3月に出し直した新装版でのみ聴くことが出来ます。しかも4/15現在iTMS USでまだ未発売。Germanyでは売ってます。追加情報。この曲『Dirty Dancing - Havana Nights』サントラ(2004)のWyclef feat. Claudette Ortizの「Dirty Dancing」のリメイク。Claudette部分を詩を変えてシャキーラに歌わせてます。サカキさん情報ありがとう。で、このトランペット部分のサンプリング元ようやく見つけました。(「Deja Vu」のさらに前があった!)クラシックサルサのJerry Riveraって人の「Amores Como el Nuestro」です。iTMSでも視聴できるのでぜひ。ラスト34位は「So Sick」に続くシングルのニーヨ。新生活スタート、って雰囲気のこの時期にはぴったりの春っぽいミディアム。アルバム/シングル両方1位の勢いも手伝って客演、作曲依頼等いま超ひっぱりだこのようです。稼げるうちに稼いどいてね。

 
 
4月29日エントリー分。
 

 今週は2曲がエントリー。まずアルバム発売と同時にiTMS1位初登場のLLクールJの新曲「Control Myself」。「All I Have」の逆バージョンで、今度はLLがJ-Loを従えて。しかしこのJ-Loの使い方は完全にBEPでいうファージー状態ですな。プロデュースはマライアの『Mimi』で当ててから第2黄金期に突入したジャーメイン・デュプリ。ヒップホップクラシックのアフリカ・バンバータ「Looking For The Perfect Beat」オケに、「Planet Rock」の♪ずんずんずんずずん・・・を曲中で使用したエレクトロファンク。同じエレクトロくくりでミッシー「Lose Control」あたりと繋ぐと良さげです。あともう1曲。こちらもiTMSで発売と同時に3位と高位置にエントリーしたアシュリー・パーカー・エンジェル「Let U Go」。元O-タウンですって。「Liquid Dreams」「All Or Nothing」を放って消えていったあの痛い男性アイドルグループの中の一人。しかしなぜにロックナンバーなのか(笑)。それにしても元エデンズ・クラッシュがプッシーキャット・ドールズでリードVo.として蘇るなど00年代初頭アイドルの黄泉がえり現象は昨今のブームなのか??アルバム『Soundtrack To Your Life』は5月16日発売予定。



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文責: はまべ
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