[Top of NO LIMIT Tribute]

504 Boyz のメンバーは結局誰なのか



504ボーイズの実体は果たして誰なのか。No Limitファンならば一度や二度はこのテーマに悩み、眠れぬ夜を過ごしたことがあるだろう。まず、初期の広告を見てみよう。



97年5月発売の「I'm Bout It」サントラのブックレット広告では、504ボーイズはNino BrownとG-Moneyの2人ということになっている。が、その写真から、それぞれマスターPとミスティカルがその実体なのだとわかる。タイトルも既に「Goodfellas」と決まっているようだ。
そのうち、違うパターンの発売予告に変わる。



98年以降非常に多くの作品のブックレット広告で見られる504ボーイズ。先の2人加えてVITOという奴が入った。これまた写真を見ると実体はシルク・ザ・ショッカーだ。
まあ、メンバーが誰であれ、盛んにcoming soon広告を出してるから、そのうち発売されるだろう。
...と待たされることゆうに2年以上。このままお蔵入りかと思われた504ボーイズの「Goodfellaz」は2000年の5月にようやく登場した。ジャケは妙に素っ気なく、これじゃメンバーが誰なんだかわからない。でも全米チャートで初登場2位、R&Bチャートでは1位。やっぱりみんながこれを待っていた。



とりあえずケースを開けるとブックレットの裏表紙が見える。お、なるほど、やっぱりこの3人が504ボーイズなのか。マスターPが雑誌のインタビューでCマーダーもメンバーだとか色々言ってるが、やっぱこの3人なんだよね。



...しかしブックレットを開いていくと... 結局何でも有りかい。彼らの地元ニューオーリンズのエリアコード "504" が由来だけに、No Limitのオールスターキャストという位置付けなのだろう。というか3年間アイデアを温め続けるうちにどんどんコンセプトが膨らみ、結果こういうことになってしまったのだろう。



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実はこのアルバムが出た時点で、既にミスティカルのNo Limit離脱は決まっていたようだ。だから、504ボーイズの中核に位置付けられるべき彼がこのアルバムではあまり活躍してないのも納得できるし、他の補充メンバーを入れて何とかハクをつけようとしたPの狙いもわかる。ミスティカルがNo Limitを離れると決まった時点で504ボーイズも自然消滅と考えるのが普通の人だろうが、Pは、ミスティカルがレーベルに残ってるうちに無理やり作品に参加させ、しかも「ミスティカルが抜けたら終わり」と思わせず、後につなぐために、敢えて彼をあまり活躍させないという周到な作戦に出た。まあ単にミスティカルが自分のソロ作のほうに忙しかったり、No Limit作品への参加はあまり気が進まなかったという事情かもしれない。

ところで宣伝の段階ではNino BrownだのVitoだのと別名を使っていたが、実際に発売された現物にはそんなことに一言も触れてなかった。これは単に時間が経ちすぎて飽きた結果だと思われる。


[Top of NO LIMIT Tribute]

NO LIMIT Soldier for Life.
meantime presents a tribute to NO LIMIT